2025/03/15
陸海空ねこの自衛隊日記 第5回「自衛隊の学校長の感動と爆笑のロングインタビュー!?」【04】
自衛隊をネコの目線から取材!
ある日、とある防衛施設に3匹の猫が迷い込み、そこで面倒をみてもらうことになりました。それぞれ「りくお」「うみすけ」「そらた」と名付けられた猫たち。お守り役の陸上自衛官「陸辺 周彌」海上自衛官「海瀬 旭傳」航空自衛官「空本 祐宇」を振り回しながら、お気に入りの装備品や手拭いを身に付け、今日も元気に施設を駆け回る日々を過ごしています。
そんなお気に入りのそれぞれのアイテムを身に着けた「じえねこ」が、今回アームズマガジンの「ねこライター」に就任!
ねこライター目線での自衛隊に関するレポートをお楽しみください!
りくお
66式鉄帽がお気に入りの少し丸めなねこライター。真面目な性格。陸上自衛隊を担当
うみすけ
水兵帽(猫サイズ)がお気に入りのもふもふなねこライター。マイペースな性格。海上自衛隊を担当
そらた
鷲の目型航空眼鏡(猫サイズ)がお気に入りの長身細身なねこライター。考えるより先に手が出る。航空自衛隊を担当
アームズマガジン読者の皆様、こんにちは! じえねこの「りくお」「うみすけ」「そらた」と言います! これからぼくたちが「ねこライター」として自衛隊について、ねこ目線でお伝えしていきますのでよろしくおねがいします!
第5回 Part4
宮崎学校長はどういうひと?
宮崎学校長について一問一答をさせていただきます!
ご出身は佐賀県とお聞きしましたが、ご趣味はなんでしょうか。
今はゴルフが好きで、家内もゴルフをします。
ご夫婦でプレイされるのですね。腕前はどのぐらいでしょうか。
いえいえ、たいしたことないです、へっぽこです(笑)
そういう言葉を言う人が実は上手なのを僕は知っています!
お休みの日には良くいかれるとかでしょうか。
そうそう行くことはないですが、時間ができたときに偶に行くぐらいです。
なるほど、ではゴルフ以外にご趣味は何かあるのでしょうか。
あとはそうですね、これ言っちゃっていいのかなぁ。
ダメなら校正確認で消してください!
(大爆笑)
でもお話が面白かったら×××とか問題個所は隠して掲載します!
まぁまぁ嫁といる時間が長いですよね。
お互いが趣味みたいなものですね(笑)
おー!
素敵なお話ですね!
ここは使わせていただきます!
奥様も自衛官さんだったのですか。
はい、大津駐屯地に勤務していた時に入隊した陸士長で、任期制で辞めましたけども。
自衛官だったからいろいろ事情が分かるので一緒に転勤もしやすかったですかね。
まぁそうですね。ぶっちゃけ、オフィスラブですけど中身を知っているので理解がありますね。
仲良しのご夫婦、うらやましいです!
好きな食べ物を教えてください。
いまハマっているのは「梅ヶ枝餅」ですね。
うめがえもち!?
大宰府の名物なのですけど、国分寺駅のコンビニで販売していることをこのまえ気が付いて(笑)
九州のお菓子が東京で買える!?
キャンペーンでやっていた時はその場で焼いていたものでしたが、タイミングが合わず買いそびれたな残念だなと思っていたら、今は冷凍が常に販売しています。
キャンペーン販売が好評で冷凍販売をすることになったのですかね(笑)
おかげさまでハマっていますね(笑)
うめがえもちってどんな食べ物なのですか。
コテを使って表面をパリッと焼いたあんこの入ったおもちですね。
聞くからにおいしそうな食べ物ですね!
機会があればぜひ!
好きな装備品は何でしょうか。理由も併せて教えてください。
好きな装備品はですね、資材運搬車(※14)です。
資材運搬車ですか!
資材運搬車は、左右に耳が生えたように乗務員席があって真ん中にレッカーが付いています。小回りも利くしフォルムが良いですよね・・・皆さん、付いてこられていますか?(笑)
校長先生の話題の引率に付いていってま~す!(笑)
ただ後方支援連隊には装備されていないので、それが残念だったですね。
資材運搬車は、どこで見かけたのでしょうか?もしくは使って見て好きになったとかでしょうか?
もともと写真とかを見て、これ良いなとは思っていました。作業をやるときに、資材運搬車を)持っている部隊が支援に来てくれたりするのですが、動いているのをやっぱり便利だなと思います。
あとは連隊で整備していた装備は好きですよね。重レッカ(※15)とか良いですよね。
重レッカですか!
整備部隊はすごいですよね、あれを使ってなんでもやってしまいますから。あとは入浴セット(※16)とかですね。
おー!
TR・・・戦車回収車(※17)とかも良いですよね。
ニッチなものばかりでスイマセン、そういう道を歩んでばかりなので(笑)
いえいえ、大変興味深いです!
やっぱり自分の部隊で整備していた装備品は好きですよね。自分で整備をしているので愛着がわきます。
好きな動物は何でしょうか。
好きな動物ですか、なかなか難しいですけど・・・嫁ですかね。
のろけありがとうございます!
少し予想していました(笑)
あほの天才ですからね(笑)
奥様はどういう感じの方なのでしょうか(笑)
細部は、先任上級曹長(次回のインタビューさせていただきます!)に聞いていただければと思いますが(笑)
細部は、奥様の記事掲載許可を頂いてからですね!
聞いておきます(笑)
自衛隊の恋愛事情(の一例)
ひとつ僕から最後に質問が・・・奥様とのなれそめをお聞かせください!
なれそめですか!?(笑)
本部長を例に自衛官の恋愛事情を知りたく(笑)
そうですね、大津って教育隊があるのですよ。中部方面隊の女性自衛官は大津で教育を受けるのですね。
当時、私はそこの会計隊で勤務をしていまして、新隊員の前期教育を大津で彼女は受けていましたが、その時は全く彼女を知らなかったのです。
職種が会計に決まって、駐屯地の会計隊長に会計隊に決まった隊員が挨拶に来ていたのですね。
私はその時が課業外で気が緩んでいてだらっとしていたのです(笑)
(大爆笑)
だらっとしていたところを彼女は見て「なんだ、このだらけた幹部は・・・」という印象を得たみたいでした(笑)
その後、彼女は伊丹駐屯地で後期教育を受けて、配属先がまた大津で会計隊に戻ってきたのですね。
私は休みがズレていたので、彼女が着任するとき僕は休みだったのですね。
休みが明けて出勤をしたら全然知らない子がお茶出しをしてくれて「おはようございます」って言うわけですよ。
だれ?ですよね(笑)
そうですよね(笑)
え、だれ?って思って混乱しました(笑)
さも部隊の人です見たいな感じでいて・・・まぁ部隊の人なのですけどね
(大爆笑)
自然に部隊に溶け込んでいたのですねぇ。
自然に部隊に馴染んでいましたね。
数日しかたっていないのに部隊に溶け込んでいましたね。
で、誰って思っていたら、そういえば新隊員が着隊するというのを思い出して宜しくお願いしますとあいさつしたのがファーストインプレッションです。
それが初めてだったのですけど、一目ぼれとかではないのですよ。
一目ぼれとかではないのですが、
「あ、もしかしたらこの人と結婚するかもしれない」
と思ったのです。
運命みたいな感じですか?
よくわからないです。
よくビビビッて言いますが、そういう衝撃もないです。
それが無いですけど、ふわっと降りてきた感覚がこの人と結婚するかもしれないと思いましたが、普通に勤務をしていました。
普通に勤務をしている中で、たまたま私が英語の課程で小平に入校することになっていまして、じゃあ壮行会をやりましょうということで陸曹連中が話をしてくれたのですね。
やろうかということで、日程も決まったのですがなぜか参加したのは、うちのかみさんだけだったのです。
ちょっとおかしくないですか(笑)
おかしいですよね。
なぜだかわからないのですが、そうなったのですよね(苦笑)
それって、周りの人がもしかして・・・
いや、それも後から確認したのですが全くないです。
本当に用事が急用がということでひとり抜けふたり抜けしていったのです。
本当に偶然だったのですね。
本当に偶然ですね。
しょうがないからふたりでご飯食べに行ってですね。
そこからそういう感じですね・・・
(大爆笑)
そんなこともあるのですね!
奥様からの印象はどうだったのですか?
第一印象は、だらけた幹部だなと思っていたらしいですよ。
いずれにしても結婚しているのだろうなと思っていたようです。
だから素性を知るまでは対象外だなと思っていたようです。
一緒にご飯に行ったのがきっかけですか
まぁそうですね、結果的には。
奥様側が気になっていたとか?
それはお互いにあったかと思いますね。
運命ですね。
そこからご夫婦で仲良くされてですよね。
そうですね、小平駐屯地で勤務しているときにまだ任期が残っていたので大津で勤務をしていて、任期満了になったときにこっちに来て一緒に暮らすようになりました。
小平が出発点ですね。
そういう意味でも小平は特別な場所ですね!
そうですね、はい!
自衛官同士でご結婚をされる方は多いのですか?
多いと思いますね。
お互いに身持ちがしっかりしているのであれば問題ないかと。
お互いの仕事内容を理解できるから円満な感じはしますね。
そうですね、ただ保険の還付金は全部持っていかれますよ!
(大爆笑)
そうか、事情が分かるから隠せないのか!
当然のように封を切らずに持っていかれますからね。
そこから札だけ抜かれて「ハイ」って渡されますから
(大爆笑)
あとは支えてもらっていますね。
そこに感謝しかないですね。
あほの天才なので。
ずっとおっしゃっていますが、奥様にお聞かせして良いのかどうか。
大丈夫です、ずっと言っていますよ。
本当に奥様と仲がよろしいのですね。
私が精神的に参った時があったのですけど、その時に感じていたみたいで。
陸幕の時に月曜日の朝に出勤をしたら金曜の夜か土曜の朝にしか帰ってこないみたいな。
当時は千葉に住んでいたのですが、そういう時がずっと続いているときは、「ちょっとあんたおかしいんじゃないのか」と言われました。
「疲れているだけでしょ」と言ったら「いや、絶対おかしい」と言われまして。
「そんなに仕事が嫌なのだったら、電車乗ってペロンとしてこい」と。
「いやいやそんなことはダメだろう」と言ったら、「ペロンとしたらそれで終わりやろう」と。
「それで解放されるんじゃないのか」と言われました。
「よそ様の娘さんに迷惑かけるとだめだから」というと「私がその電車に乗るから私のおしりを触れ」って(笑)
奥様がそう言ってくれたのは、自分からはそうは言えないけど、そばにいてくれる人が力を抜いていいのだよと言ってくれることはすごくありがたいですよね。
まぁそれはそうですね、それで憑き物が落ちましたよね。
「バカじゃないの」って言いましたけどね(笑)
とてもためになるお話をありがとうございます!
為になる話なのかどうなのかですが・・・
人のつながり、連携連帯というのは部隊だけじゃなく家族にもそれがあるということを改めて確認できたお話を聞けて良かったです!
事務机で職務をされる自衛官さんを取材させていただいたこともありますが、自衛官は、前線に出る人だけじゃないということが今回のインタビューでさらに深くお伝え出来たかと思います。
その観点で言いますと融和共生のところでも言いましたが、触れさせていただきたいのは、言葉ってもわっとしているので実行するしないという具体的な行動によるとおもうのです。
なのでちょっと僕が隊員のみんなに言っているのは、言葉として融和共生を掲げているが、やるべきことがなんなのかという話の観点ですね。
例えば、掃除をしますよね、受け持ちを決めますよね、そしたらその受け持ちって引いてある境界の三歩先でしょ、という話はしていますね。
それをまずは考えないとダメなんじゃないのということと、もうひとつは、僕ら自衛官が大半なので事務官もいますけど、敬礼って皆さんご存じかわからないですけど規則で決まっているのです。
規則で決まっていて、上級者に対して下級者は敬礼をすると書いてあります。
敬礼を受けた上級者は下級者に敬礼をしなさいと規則に書いてあるのですね、規則としての行為なのですね。
だから敬礼というのは下から上に、それに対して上から下に返すのが規則なのです。
でも「挨拶は上から下」でしょ。
なるほどです。
人が顔を合わせて挨拶をするというのは普通の行為だし、むしろそれは上から下にあるべきなのじゃないのかというのは、融和共生を具現化するためにはそういう風な心持が無いとダメなんじゃないのとは、みんなで今やっていますので、ここの隊員は敬礼もしっかりしますし、挨拶もしてくれると思います。
今日も朝から隊員さんが挨拶をしてくれました!
「おはようございます!」とお声がけしていただきましたのでこちらからも「おはようございます!」と返していました!
みんな、しっかりしていますね!
小平の隊員さんは皆さんしっかりご挨拶をしてくださるので、度々お伺いしていてとても印象深いです。
学校長の教えが浸透している証ですね。
隊員をほめてくださりありがとうございます。
私はあまりお褒め頂くと後が怖いのでほどほどにしといてください!
(大爆笑)
大丈夫です、ちゃんと記事にします!(笑)
本日は、インタビューをお受けいただきありがとうございました。
学校長として、記事を読んでいる方へメッセージをお願い致します。
我々自衛官は、国を守るという任務を頂いておりまして、そのために日々練成もしますし、一生懸命に隊務を行うため基盤を整えます。
ただですね、私が思うのは国防って自衛官だけでやるものではないのですよ。
大事な家族を守りたい、今の生活を守りたいって言うのは誰しもが思うことで、それを一生懸命守るために働くということ、それこそが国防だと思っているのですね。
なので、いろんな職業があって、いろいろな持ち場で皆さんが責任感を持って額に汗して一生懸命働いておられることは、本当に敬意を表することですし、それこそがそもそも国防なんじゃないかなと思います。
なので、自衛隊を好きで応援してくださる方々にも非常に感謝をしております。
一方で我々としてもそれぞれの職務を一生懸命やられていることに感謝をしたいなと思っております。
そういう認識で持ち場を守られるというのがお互いに感謝し合って支え合って国防という任務を成し遂げていければありがたい話だなと思っております。
最後に陸海空ねこへ一言お願い致します。
(駐屯地や地本など)色々なところを見ていただいていると思うので、ぜひそれを継続していただいていろいろなところを見て感じて、その感じたままに読者の皆様に伝えていただけたらと思いますので、引き続き宜しくお願い致します!
はい、がんばります!
本日はご対応ありがとうございました!
今回のインタビューは、いい話もいっぱい聞けたけど笑いすぎてあごが疲れたよ。
よくよく考えると・・・ぼくたち、陸上自衛隊の学校長に「自衛隊の恋愛事情やお菓子の説明をしてもらったネコ」っていう名誉ある事をしてもらえたよ!
そうだね!
お菓子の話を聞いていたら、ぼくはお腹空いてきたよぉ。
帰っておいしいご飯をたくさん食べて、次回の取材も頑張ろう!
自衛隊にある学校の学校長から自衛隊のまだまだ知らなかった話やオモシロ話、感動する話を聞けたことで、読者にそれをお伝えしつつますます自衛隊を知りたい気持ちが高まったねこライターたちであった。
注釈
※14 資材運搬車は、民間向けの不整地運搬車を築城資材,弾薬などを運搬するために陸上自衛隊仕様にした履帯式の資材運搬車である。
※15 74式超大型トラックをベースとした陸上自衛隊の主に後方支援部隊が装備する車両で、主に整備作業等に使用される。
※16 野外入浴セット2型は、可搬式でどこででも入浴を可能とする陸上自衛隊需品科部隊が保有する屋外入浴装置である。
※17 戦車回収車は、故障した戦車の回収を目的とした車両で、陸上自衛隊には、90式戦車の車体を流用した90式戦車回収車がある。TRとは「Tank Recovery」の略で戦車回収車の事である。
ねこライター情報
陸上自衛隊 小平駐屯地
陸上自衛隊 小平駐屯地は、旧陸軍経理学校跡地に創設された自衛隊の警務や会計及び人事等実務全般にわたる幅広い教育を行う小平学校と、語学教育等を担任する情報学校第2教育部が主に所在し「実学の府」として全国の自衛隊員を対象に教育が行われている。小平駐屯地の駐屯地司令は、陸上自衛隊小平学校長が兼務されている。小平駐屯地では、駐屯地開放が行われて内部を見学できる機会もあるので公式Xからの情報を確認してみよう!
TEXT:じえねこ
TEXTサポート:Ghost(Ghost in the Dark)
イラスト:御山堂
協力: 陸上自衛隊 小平駐屯地
HP:https://www.mod.go.jp/gsdf/kodaira/index2.htm
公式X:https://x.com/jgsdf_kodairapr
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