2024/10/31
木製ストック&エアコッキングで再現「S&T Lee Enfield No.4 MkⅠ エアーリアルウッド」
第二次世界大戦で活躍したイギリス軍の主力小銃
実銃のリー・エンフィールドNo.4 MkⅠ(制式名称Rifle No.4 MkⅠ 、以下No.4)はNo.1 MkⅢの後継機種としてバレルのフロントバントやレシーバーの形状変更、タンジェントタイプのリアサイトの採用など生産性を向上させるために簡略化され、1939年に制式採用された。フロントバントの変更に併せてスパイクバヨネットが採用されたのもNo.4の特徴のひとつである。プッシュコック式のアクションや着脱式マガジンなどはNo.1の特徴が継承されており、バリエーションとしてスナイパーバージョンや、短縮化と軽量化が施されたNo.5 MkⅠ(通称ジャングルカービン)がある。第二次世界大戦中から戦後にL1A1が採用されるまで長きにわたりイギリス軍によって使われた。S&Tはリー・エンフィールドNo.1 MkⅢ*に続いて、このNo.4をエアコッキングガン化した。
S&TのNo.4はNo.1との各部の違い、特にバレルバンドやアッパーハンドガード、レシーバー、リアサイト、マガジンの形状など忠実に再現している。No.1に比べて重量が軽くなっており、他国のボルトアクションライフルに比べて取り回しやすく感じられ、実銃と異なるプル式のコッキングアクションながらストロークは短いので素早くスムーズにコッキングできる。
また着脱式マガジンによりマガジンチェンジが速く行なえるのも実銃と同じだ。リアルさに加えてトイガンとしての実用性も兼ね備えたNo.4。ぜひNo.1とともにコレクションしてほしい。
S&T
Lee Enfield No.4 MkⅠ エアーリアルウッド
DATA
- 全長:1,128mm
- 重量:3,190g
- 装弾数:35発
- 価格:¥61,600
- お問い合わせ先:UFC wholesale@ufc-web.com
※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。
TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2024年12月号に掲載されたものです。
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