エアガン

2024/09/07

アメリカ陸軍制式採用モデルを電動ガンで再現「E&C M110A1 SDMR 電子トリガー搭載電動ガンデザートカラー」

 

リアルなSDMRに多機能電子トリガーを搭載

 

 2008年にアメリカ陸軍に制式採用されたナイツアーマメントのSR-25をベースにしたM110 SASS(セミ・オートマチック・スナイパー・システム)を採用したアメリカ軍は、M110 SASSよりコンパクトで軽量なCSASS(コンパクト・セミ・オートマチック・スナイパー・システム)構想を打ち立ててヘッケラー&コックが7.62mm弾仕様のHK417/G28をベースにしたモデルを提出、M110A1として2016年に制式採用された。
 制式採用された後、配備が進まなかったM110A1は2種類存在する。ひとつは当初の計画どおりのCSASSとして採用されたもの。もうひとつがSMDR(スコード・ディジグネイテッド・マークスマン・ライフル)として採用されたものだ。ちなみにM110A2も存在し、こちらはM110 SASSと同じナイツアーマメント製だ。E&CはM110A1のうちSDMRを電動ガン化した。

 

E&C M110A1 SDMR 電子トリガー搭載電動ガンデザートカラー

 

 M110A1の特徴であるガイズリーオートマチックのM-LOKハンドガードや専用マーキングが施されたレシーバーなどリアルに再現され、前後サイトはナイツタイプが備わっている。

 

 

E&C M110A1 SDMR 電子トリガー搭載電動ガンデザートカラー
バレルを覆うように装着されたガイズリーオートマチックのM-LOKハンドガード

 

E&C M110A1 SDMR 電子トリガー搭載電動ガンデザートカラー
HK417/G28をベースにしたアッパー/ロアレシーバーにはHKに加えて制式採用名である「M110A1」と使用弾薬がマーキングされている

 

E&C M110A1 SDMR 電子トリガー搭載電動ガンデザートカラー
マガジンハウジング右側にはドイツ本国の社名とアメリカ現地法人のHKディフェンスのマーキングが施されている

 

E&C M110A1 SDMR 電子トリガー搭載電動ガンデザートカラー
アッパーレシーバー右側に施されている「ROUND LOG!」とは射撃時の状況(使用弾、気候、距離など)を記録(LOG)するように射手に注意を促すためのもの

 

E&C M110A1 SDMR 電子トリガー搭載電動ガンデザートカラー
頬が当たる部分が膨らんでいるE1バットストックにはコンベックスバットプレートが装備されている

 

E&C M110A1 SDMR 電子トリガー搭載電動ガンデザートカラー
バットプレートを左右どちらかに回転させるとバッファーチューブ内に設けられたバッテリーコンパートメントにアクセスできる

 

 同社の他モデル同様、5つの発射モードが選択できる電子トリガーシステムが搭載されており、サバゲからシューティングまでオールラウンドに使える1挺だ。

 

E&C M110A1 SDMR 電子トリガー搭載電動ガンデザートカラー

 


 

E&C
M110A1 SDMR 電子トリガー搭載電動ガンデザートカラー

 

DATA

  • 全長:923mm/1,003mm(ストック伸長時)
  • 重量:3,490g
  • 装弾数:110発
  • 価格:オープン
  • お問い合わせ先:キンワ e-mail:sales@kinwa-co.jp

 

※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

 

TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2024年10月号に掲載されたものです。

 

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