2024/03/10
アメリカ軍で使用されているセミオート狙撃銃を再現「Umarex ヘッケラー&コック M110A1 SDMR 電動ガン」
最新スペックのセミオートスナイパーライフル
数ある銃器カテゴリーの中で最も進化を続けているといっても過言ではないのがスナイパーライフルのカテゴリーだ。イラク・アフガニスタン戦争以降の狙撃形態の多様化に伴い、軍だけではなく法執行機関においてもスナイパーライフルの進化と変化が著しい。そして、そんなスナイパーライフルを再現したエアガンも数多くリリースされている。ここではそのエアガンの中から編集部が注目したモデルをご紹介する。
今回紹介するのはUmarexのヘッケラー&コック M110A1 SDMR 電動ガンだ。
Umarex
ヘッケラー&コック M110A1
SDMR 電動ガン
DATA
- 全長:930mm/1,000mm(ストック伸長時)
- 重量:3,500g
- 装弾数:100発
- 価格:¥97,680
- お問い合わせ先:VFC
実銃同様、最新スペックが盛り込まれた
セミオートスナイパーライフル
ナイツアーマメントのM110 SASSを採用したアメリカ軍は、M110 SASSよりコンパクトで軽量なCSASS(コンパクト・セミ・オートマチック・スナイパー・システム)構想を打ち立て、ヘッケラー&コックが7.62mm弾仕様のHK417/G28をベースにしたモデルを提出、M110A1として2016年に制式採用された。制式採用された後、配備が進まなかったM110A1は2種類存在する。ひとつは当初の計画どおりのCSASSとして採用されたもの。もうひとつが分隊支援火器的な位置付けのSDMR(スコード・ディジグネイテッド・マークスマン・ライフル)として採用されたものだ。ここで紹介するUmarexの電動ガンはSDMRを再現したもので、ヘッケラー&コックとの正式契約によりM-LOKハンドガードやレシーバーには実銃同様のマーキングを再現。複数色のダークアースカラーが使われたカラーリングは実銃同様。アンビコントロールレバー類はすべてライブで作動する。
内部にはGate製のAster電子トリガーシステムを内蔵したEDSギアボックスを採用。フルオートポジションが追加されており、サバイバルゲームでの使い勝手も申し分ない。イマドキのセミオートスナイパーライフルが欲しい方にお薦めだ。
※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。
TEXT:アームズマガジン編集部
この記事は月刊アームズマガジン2024年3月号に掲載されたものです。
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