2023/09/29
東京マルイ グロック17 Gen5 MOSの特徴を徹底解説!!【第61回全日本模型ホビーショー レポート第1弾】
注目の新製品ハンドガンを試射!!
本日より10月1日(日)まで東京ビッグサイトにて開催される「第61回全日本模型ホビーショー」。注目の東京マルイブースでは、数々の次期新製品が発表・展示された。とりわけブース内では、待望のガスブローバックガン新製品「G17 Gen5 MOS」が発表。試射コーナーも設けられ、その撃ち応えを確かめることができた。そこで、まずはこのアイテムを皮切りに、数回にわけて東京マルイをはじめ各社の新製品をご紹介していく。この第1弾では、G17 Gen5 MOSについて撃ち応えからディテールに至るまで詳しくお伝えするので、ご覧いただきたい。
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東京マルイ
ガスブローバックガン
G17 Gen5 MOS
2月24日に配信された「マルフェス ONLINE pt.9」で発表されたガスブローバックガンの新製品「G17 Gen5 MOS」が会場でお披露目された。G26から始まり、G17 Gen.3、G19 Gen.3、G17&G19 Gen.4へと進化してきた東京マルイのグロックシリーズ。今作では実銃の最新バージョンとなるマイクロドットが搭載可能な第5世代(ジェン5)のMOS(モジュラー・オプティック・システム)仕様を再現している。
実銃より採寸されたディテールは、グロック・マークスマン・バレル(GMB)のライフリング形状やフロントセレーション、フィンガーグルーブレスのグリップ、アンビスライドストップ、交換式バックストラップ、ランヤードリングなどジェン5の特徴をリアルに再現。MOS仕様のスライドには東京マルイのマイクロプロサイトが搭載可能。マイクロプロサイトが収まるスライド後部上面のマウント部分を保護するカバーは工具なしで着脱できる。
アップデートされた内部システム
MOS仕様のスライドを再現するにあたり、高さを抑えつつもストロークを長くすることで従来型に比べてシリンダー容量が約20%アップした新型エンジンを搭載。新型エンジンによるリコイルショック増加や、スライド後部上面が大きくカットされたMOS仕様のスライドに対応すべく東京マルイ初となる高耐久カーボン入り樹脂を採用。耐久性・剛性が大幅に向上している。
フレーム内部に目を移すと、アンビスライドストップの採用や、フリクションロスの低減と安定した作動性を実現すべくリアシャーシを中心に内部構造を大幅に刷新。スライドを引いた時のフィーリングが滑らかになっている。さらにトリガーフィーリングはメリハリがつき、スムーズな引き始めと、インナーハンマーがダウンするタイミングが掴みやすくなっている。もちろんアンビスライドストップはライブだ。
ガス容量を向上させた新型マガジンも開発
このモデルの特徴はこれだけではない。新型エンジンのシリンダー容量向上に伴う発射弾数低下を補うために、内部構造を徹底的に見直すことでガス容量を約20%向上させた新型マガジン(バージョン2.0)を採用。優れたパフォーマンスを維持しつつ50発以上(メーカー公称値)の安定した射撃を実現している。さらに従来型マガジンとの互換性を持たせており、従来製品にも使用可能だ。
注目の実射
ブース内に設けられた試射レンジで実射したところ、手首にビシッとくるシャープなリコイルショックに加えてスライドのリカバリースピードが速くコントロールしやすい。ブローバックのサイクルに荒々しさはなく非常に洗練された感じだ。ホールドした際の剛性感だけではなく作動性も向上している。可変ホップアップシステムはジェン4を踏襲しつつホップダイヤルのギアの歯数を多くすることでより細かくホップ(弾道)調整ができるようになり、命中精度は申し分ない。
今までにない画期的なフィーチャーが数多く採用されているG17 Gen5 MOS。まさに最新にして最良のガスブローバックハンドガンといって過言ではない。
第61回全日本模型ホビーショーは9/30、10/1に一般公開される。参加される方はぜひ東京マルイの新しいグロックの実力を実感していただきたい。
TEXT:毛野ブースカ
PHOTO:アームズマガジン編集部
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