2023/06/18
オリジナルデザインだからこそ有能な拳銃エアガン5選【2023年版】
実銃には存在せずトイガンメーカーが独自にデザインしたオリジナルガンは、オリジナリティや見た目のカッコよさに加えて実用性も併せ持つことから人気が高く、ひとつのカテゴリーとして定着している。今回はその中でもハンドガンで魅力的なモデルをピックアップしてご紹介しよう。
ACTION ARMY
ガスブローバックガン
AAP01
DATA
- 全長:230mm
- 重量:650g
- 装弾数:23発
- 価格:オープン
- お問い合わせ先:プラウダ
タクティカルガンの混血種をオリジナルデザインで
オリジナルデザインのハンドガンで近年人気を集めているアクションアーミーのAAP01シリーズ。手頃な価格と機能性、またカスタムパーツが充実していることもあり、サバゲーやカスタム用として様々なユーザーが愛用している。全体のフォルムはブルバレル仕様のルガーMk1をイメージしつつ、グリップ周辺はグロック17をモチーフにしており、アメリカの実銃市場で人気の2挺の魅力を取り入れている。内部メカやマガジンはグロック17のガスブローバックガンをベースにインナーバレルは固定式、ルガーMk1と同じくボルト部分のみがブローバックする。さらにセミ・フルの切り替えも可能。マニュアルセーフティとマガジンキャッチは左右の入れ替えでき、ボルトキャッチはアンビタイプとなっている。タクティカルなハンドガンの血統を上手く掛け合わせたこのモデルは、オリジナルのエアガンだからこそ生み出せた傑作銃といえよう。
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東京マルイ
ガスブローバックガン
ハイキャパD.O.R
DATA
- 全長:220mm
- 重量:839g
- 装弾数:31発
- 価格:¥17,380
- お問い合わせ先:東京マルイ
エアガンとしての機能性や実射性能に特化
東京マルイが生み出した傑作銃を語るに欠かせないのがハイキャパシリーズだ。通常のガバメントモデルより装弾数の多いマガジン、樹脂製グリップと金属製シャーシを組み合わせたフレーム構成が特徴であり、2004年に発売されて以来、多くのユーザーから支持され続けている。そのデザインはガバメントの血筋を感じさせつつも、タクティカルとシューティングの要素を取り込むことで完全にオリジナルなデザインへと昇華させている。そのデザイン性により、リアルさよりもエアガンとしての機能性や実射性能に特化して設計。大容量のマガジンによるスピーディーで安定したブローバックアクション、電動ガンに匹敵する命中精度、優れた耐久性を実現して多くのユーザーを唸らせた。シリーズ最新作のハイキャパD.O.Rはリアサイトを外すことで同社のマイクロプロサイトをダイレクトに搭載可能。実射性能に関しては、同社のM45A1 CQBピストルのブローバックエンジンやショートリコイルシステムを活かしつつ、大容量のハイキャパシティマガジンによる弾道とブローバックアクションの安定性は他の追随を許さない。
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東京マルイ
ガスブローバックガン
ストライクウォーリア
DATA
- 全長:205mm
- 重量:816g
- 装弾数:28発
- 価格:¥18,480
- お問い合わせ先:東京マルイ
近接戦闘に特化した獰猛なデザイン
至近距離での戦闘を想定したカスタム「ストライクガン」をイメージしたオリジナルデザインのエアガン、ストライクウォーリア。大きな特徴であるスパイクのついたストライクプレートに目を惹かれるが、幅広のノッチを備えたリアサイトやショートトリガーは素早く狙いをつけて発砲するのに適しており、滑りにくい構造のガナーグリップは激しい動きでもしっかり銃を保持できる。ショートストローク&ストレートトリガーでより機敏なトリガー操作が可能だ。抉れたデザインのマグウェルと押しやすいマガジンキャッチで速やかなリロードをサポート。アンダーレールも配され、フラッシュライトなどを装着することで暗所でも優位に立ち回れる。見た目の第一印象が鮮烈だが、その設計はまさに至近距離戦闘に最適化されており、CQBスタイルのユーザーにお薦めできる1挺だ。
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KSC
ガスブローバックガン
M93RCC コンバットクーリエ
デュアルアースABS
DATA
- 全長:210mm
- 全高:138mm
- 重量:840g
- 装弾数:26発
- 価格:¥29,480(限定生産品)
- お問い合わせ先:KSC
デュアルアースが魅力的な拳銃エアガン
KSCがトイガンメーカーとしてリリースした第1作目であるM93Rは年月を経るたびに進化や成熟を繰り返し、様々なバリエーションを展開してきた。その中でもM93Rをベースにしたオリジナルデザインモデルがコンバットクーリエだ。ミニフレームにエクステンションマガジンを組み合わてサイズをコンパクト化することで、なんとM9を全長・全高ともに下回っている。さらに衣服などに引っかかりにくいデホーンドハンマー、素早いマガジン交換をアシストする大型マグファンネルなど、多彩なカスタムパーツを装備し実用性も高められており、ただ切り詰めただけではないということが実感できる。ここで紹介しているデュアルアース版はミニフレームにメタリックな色合いの新色「アースブラウン」を熱処理塗装によって着色。派手ではなく、かといって質素でもない絶妙なカラーリングを見せている。
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ARROW ARMS
ガスブローバックガン
GLOCK1911 .45AUTO Ver.
DATA
- 全長:222mm
- 重量:692g
- 装弾数:25発
- 価格:オープン
- お問い合わせ先:キンワ e-mail:sales@kinwa-co.jp
“If”が生み出したエアガンオリジナルモデル
M1911、ガバメントのパテントが切れ、様々なメーカーがクローンモデルをリリースしている。ではかの有名なグロックがガバメントクローンを作ったらどんなモデルになるだろうか? そんな空想を実現したのがARROW ARMS製のGLOCK1911 .45AUTO Ver.だ。もちろんオリジナルデザインである。樹脂製のスライドとフレームはグロックピストルを思わせるマットブラック仕上げ。この銃の最大の特徴はスライドに施された刻印類。グロックピストルと同様のロゴマークや使用弾を示す刻印が入れられている。だが、全体的なデザインはまさにガバメント。ロングトリガーやアンビサムセーフティ、ビーバーテイルグリップセーフティ、デルタリングハンマー、マガジンウェルなどのカスタムパーツも抜かりなく装備されている。握ってみるとグリップはガバメントらしい細身な握り心地。トリガーの感触は意外に軽く、実際に撃ってみればブローバックも快調。ネタだけではないと実感できる、侮れない1挺なのだ。
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