エアガン

2023/04/16

スモルトリボルバーに6インチ&スクエアバット版が登場「タナカ スモルトリボルバー 6インチスクエアバット ヘビーウエイトVer.3ガスガン」

 

スクエアバットのスモルトに6インチモデルもラインアップ

 

タナカ スモルトリボルバー 6インチスクエアバット ヘビーウエイトVer.3ガスガン

 

 リボルバーのカスタムガンといえばPPCマッチやビアンキカップ、スチールチャレンジ用のカスタムガンなどが有名だ。カスタムバレルやリブサイト、マウントベースなどが装着され、ベースガンがわからないほど外観が変わっているものがほとんどだ。そんな中で主にPPCマッチ用にカスタマイズされたスモルト(SMOLT=Smith&WessonとColtを掛け合わせた造語。日本ではスマイソン/SMYTHONの名称が広く知れ渡っている)は、スミス&ウェッソンのKフレームにコルトパイソンのバレルを装着するという、ベースガンの長所同士を組み合わせた異色のカスタムリボルバーだ。

 

タナカ スモルトリボルバー 6インチスクエアバット ヘビーウエイトVer.3ガスガン

 

 多くのガンスミスによって作られたが、特に有名なのがPPCカスタムで有名なビル・デイビス率いるデイビスカスタムによるものだ。デイビスのスモルトはPPCカスタムで一般的なヨーク部分にディントボールを埋め込むことでシリンダーをロックするのではなく、エジェクターロッド先端でロックする、ちょっと手の込んだ手法が取られていた。

 

タナカ スモルトリボルバー 6インチスクエアバット ヘビーウエイトVer.3ガスガン
デイビスカスタムによるスモルトの特徴であるシリンダーをエジェクターロッド先端でロックする方法が再現されている

 

タナカ スモルトリボルバー 6インチスクエアバット ヘビーウエイトVer.3ガスガン
パイソンのバレルは高い命中精度に加えてベンチレーテッドリブとフルラグが備わっており、ターゲットシューティングに適している

 

タナカ スモルトリボルバー 6インチスクエアバット ヘビーウエイトVer.3ガスガン
スムーズなトリガーアクションが特徴のスミス&ウェッソンKフレームを使用。Ver.3ガスガンなので各部の刻印は実銃同様となっている

 

スモルト4インチに加えて6インチも発売中!

 

 このデイビスカスタムのスモルトをタナカはVer.3のガスガンで再現。前作はラウンドバットだったが、多くのリクエストに応じてスクエアバットが登場する。バレル長は以前に紹介した4インチに加えて6インチもラインアップ。

 

タナカ スモルトリボルバー 6インチスクエアバット ヘビーウエイトVer.3ガスガン
往時のリボルバーのスタイルを伝えるスクエアバットにオーバーサイズグリップのコンビネーション

 

タナカ スモルトリボルバー 6インチスクエアバット ヘビーウエイトVer.3ガスガン
ランプドタイプのフロントサイトにはレッドインサート付き。フルアジャスタブルのリアサイトと相まって狙いやすい

 

タナカ スモルトリボルバー 6インチスクエアバット ヘビーウエイトVer.3ガスガン
指を掛ける部分(スパー)が広げられてハンマーがコックしやすいワイドハンマーが装着されている

 

タナカ スモルトリボルバー 6インチスクエアバット ヘビーウエイトVer.3ガスガン
シングルアクションで撃つのに適している前面にグルーブが入ったワイドトリガーが標準装備されている

 

タナカ スモルトリボルバー 6インチスクエアバット ヘビーウエイトVer.3ガスガン
気温に左右されにくく安定した実射性能が得られるVer.3仕様なので、ガスリボルバーの魅力が存分に味わえる

 

 ワイドハンマーとワイドトリガー、オーバーサイズグリップが装着されており、オールドスクールな雰囲気を漂わせているスクエアバットの6インチモデル。ラウンドバットとともにコレクションに加えておきたい1挺だ。

 

タナカ スモルトリボルバー 6インチスクエアバット ヘビーウエイトVer.3ガスガン

 


 

タナカ
スモルトリボルバー 6インチスクエアバット ヘビーウエイトVer.3ガスガン

 

DATA

  • 全長:304mm
  • 全高:150mm
  • 全幅:38mm
  • 重量:820g
  • 装弾数:12発
  • 価格:¥33,880(4インチ、6インチともに発売中)
  • お問い合わせ先:タナカ

 

 

TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
MODEL:宮沢ちはる
PHOTO:須田壱
HAIR & MAKE UP:伊達美紀
撮影協力:東京サバゲパーク

 

この記事は月刊アームズマガジン2023年5月号に掲載されたものです。

 

※当サイトで掲示している情報、文章、及び画像等の著作権は、当社及び権利を持つ情報提供者に帰属します。無断転載・複製などは著作権法違反(複製権、公衆送信権の侵害)に当たり、法令により罰せられることがございますので、ご遠慮いただきますようお願い申し上げます。

Twitter

RELATED NEWS 関連記事

×
×