エアガン

2023/04/12

老兵未だ滅びず。歴戦の古強者エアガン5選【2023年版】

 

その威風、まさにレジェンド

 

 今回は1950年中期から後期に作られ、数多の戦線を駆け抜けた歴戦の名銃を再現したエアガンを5挺ピックアップする。各国、各メーカーの創意工夫が感じされ、重厚感漂う見た目は今でも色褪せない。そんなエアガンたちをぜひともチェックしてほしい。

 


 

VFC

LAR

ガスブローバックライフル JP Ver.(FN FAL 50.00 Type1)

 

VFC LARガスブローバックライフルJP Ver.(FN FAL 50.00 Type1)

 

DATA

  • 全長:1,095mm
  • 重量:3,950g
  • 装弾数:20発
  • 価格:¥107,580
  • お問い合わせ先:VFC

 

 

 実銃のLARはベルギーのFNが開発したバトルライフルだ。細身の機関部を持ち、槍のように長い銃身を持つ独特なフォルムが印象的であり、性能の高さからヨーロッパを中心に多くの国々に採用された名銃だ。数あるバリエーションモデルの中からアーリーモデルである(FN FAL50.00 Type1)をVFCはガスブローバックガンとしてリリースした。内部構造も実銃をよく再現しており、射撃時には実銃同様に重量級のボルトアッセンブリーが勢いよく後退し、ストック内部に延びたバッファーも同時に動く。リアルを求めるユーザーには迷いなくお薦めできる1挺だ。

 

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ARES

L1A1 SLR

電動ガンウッドストックver.

 

ARES L1A1 SLR電動ガンウッドストックver.

 

DATA

  • 全長:1,143mm
  • 重量:3,800g
  • 装弾数:120発
  • 価格:オープン
  • お問い合わせ先:キンワ e-mail:sales@kinwa-co.jp

 

 

 イギリス軍が1950年代に制式採用したL1A1は、ベルギーのFNが開発したFALライフルをライセンス生産したものだ。ベルギーではFALをセンチメートル単位で設計し製造していたが、イギリスにて製造する際にインチ単位にて再設計された。こセンチメートル単位にて製造されたモデルは「LAR」(ライト・オートマチック・ライフル)と呼称されており、インチ単位の製造モデルは「SLR」(セルフ・ローディング・ライフル)と呼ばれて区別されている。そのSLRをARESは製品化。

 軍用銃としての無骨さを持つレシーバーと美しい仕上げが施された木製パーツの対比が面白く、どこか優雅なイメージすら抱かせる。セレクターのポジションもセミとセーフのみとなっており、再現性へのこだわりを感じられる1挺だ。

 

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LCT Airsoft

LC-3A3-S

電動ガン(グリーン)

 

LCT Airsoft LC-3A3-S 電動ガン(グリーン)

 

DATA

  • 全長:1,026mm
  • 重量:4,410g
  • 装弾数:140発
  • 価格:オープン
  • お問い合わせ先:LCTエアソフト

 


 ドイツ連邦共和国は1955年に再軍備を開始するにあたり、それまで使用していたG1ライフル(FN FAL)の国産化を目指してFNから製造権を取得しようと試みた。しかしベルギーに本拠地を置くFNは歴史的な背景からドイツに製造権を与えなかった。自国開発・製造を余儀なくされたドイツはスペインのセトメで開発されたセトメモデロA1に注目。これを改良・国産化するべくセトメからライセンスを購入して当時新興メーカーであったヘッケラー&コックに開発を依頼。それがG3として完成したのである。

 LCTエアソフトは、AKシリーズで培ったプレスレシーバーを製造する技術を生かしてG3をモチーフにしたLC3シリーズを電動ガンで再現。プレスレシーバーは一見すると実銃と見間違うほど重厚に作られており、手にした時の重量感・剛性感は電動ガンとは思えない。ヘッケラー&コックの歴史を物語るG3をリアルに再現したモデルだ。

 

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東京マルイ

U.S. ライフルM14

ウッドストックver.

 

東京マルイ U.S.ライフルM14 ウッドタイプストックver.

 

DATA

  • 全長:1,127mm
  • 重量:3,850g
  • 装弾数:70発
  • 価格:¥50,380
  • お問い合わせ先:東京マルイ

 

 

 M14はNATOの共通弾薬である7.62mm×51弾を使用する自動小銃である。第二次世界大戦で活躍したM1ガーランドの発展強化型として開発された、フルオート射撃や着脱式のボックスマガジンなど現代のアサルトライフルに通ずる要素を多く持った銃であった。1957年に制式採用されたM14はベトナム戦争へと投入されたが、ジャングルの中では全長の長いM14は取り回しづらく、木製ストックが湿気を含み精度に影響が出てしまう。そのような状況から急遽M16を制式小銃として採用、制式小銃の座を退くことになった。しかし米軍の主戦場が砂漠地帯の開けた土地が多い中東へと遷移すると、スコープを取り付けたM14は各部隊のマークスマンを中心に配備。その高火力・長射程でM4の弱点を補うことになった。

 そんな数奇な運命を辿った銃を東京マルイは電動ガン化。特徴的な木製ストックの木目を再現し、アウターバレルやレシーバーにはメタルパーツをふんだんに使用することでリアルな質感に仕上げている。

 

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東京マルイ

AKM

ガスブローバックマシンガン

 

東京マルイ ガスブローバックマシンガン AKM

 

DATA

  • 全長:890mm
  • 重量:3,550g
  • 装弾数:35発
  • 価格:¥65,780
  • お問い合わせ先:東京マルイ

 

 

 AK47のバリエーションとして1959年に登場したAKM。製造工程が簡素化でき、資源の節約にもなるAK47の初期型と同じプレスレシーバーが採用され、より直銃床化されたストック、フィンガーレストが追加された合板製ハンドガード、ベークライト製グリップ、フルオート時の連射速度を抑制するレートリデューサー、斜めにカットされたマズルブレーキなどが採用されている。旧共産圏諸国でライセンス生産されたAKクローンはこのAKMをベースにしたものが多い。

 東京マルイはAKMをガスブローバックガンで再現。外観は実銃から採寸し、亜鉛ダイキャスト製レシーバーのザラ目状の質感は塗装で再現。合板製のストックとハンドガードは、樹脂製ながら特殊印刷によって合板特有の木目と艶のある質感がリアルに再現されている。それに対して実物のベークライト製グリップの質感は塗装により再現。色味の違いだけではなく素材の違いも絶妙に表現されている。徹底したリアリティの追求を感じさせる1挺だ。

 

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