2022/10/27
実銃に迫る重量感とリコイルショック。東京マルイ「次世代電動ガンHK417アーリーバリアント」
東京マルイの数ある名銃の中から毎月1挺をキャストさんと一緒にフカボリする本企画。
今月は次世代電動ガンの「HK417アーリーバリアント」をご紹介します。動画で分かりやすくまとめていますので、ぜひ動画もご覧ください。
軍・法執行機関の特殊部隊の御用達アサルトライフルといっても過言ではないヘッケラー&コックのHK416をベースに7.62㎜×51弾が使用できるバトルライフルとして開発されたのがHK417だ。HK416に共通するスタイルながらもアッパー/ロアレシーバーやバッファーチューブ、ストック、ボルトグループなどはサイズアップされた専用品が採用されている。発射方式はHK416と同じショートストロークガスピストン方式を採用。軍用モデルはセミ・フルの切り替えが可能。アサルトライフルとスナイパーライフルの中間的存在であるDMR(デジグネイテッド・マークスマン・ライフル)として運用されることが多い。ちなみに、ドイツ軍の制式採用しているスナイパーライフルG28や、アメリカ陸軍が制式採用したM110A1 CSASS(コンパクト・セミオート。スナイパー・システム)はHK417/G28がベースとなっている。
東京マルイはHK417のバリエーションの中でも16インチバレル仕様のアーリーバリアント(初期型)を再現すべく実銃から忠実に採寸。レシーバー、バッファーチューブ、ストック、マガジン、ハンドガードなどほとんどの外装パーツを新規に製作され、ハンドガードをはじめとした主要パーツはアルミからの切削加工により再現されている。ディテールのリアルに加えて実銃とほぼ同じ重量(4,500g)を実現している。これは東京マルイの電動ガンシリーズの中では次世代電動ガンMk46 Mod.0に次ぐ重さで、大口径のバトルライフルらしたズッシリとした重量感が味わえる。HK416D同様、アンビセーフティはライブで、実銃さながらのリコイルショックが体感できるシュート&リコイルエンジン、残弾がなくなると撃てなくなるオートストップ機能が搭載されている。ダミーカートが内蔵されたスケルトンマガジンの装弾数は70発。さらに東京マルイ初となる「サマリウム・コバルトモーター」を導入。レアメタルであるサマリウム・コバルトは温度耐性があり、高温に強く磁力が落ちない、つまり熱ダレに強く、連射を繰り返してもサイクルダウンが起きにくい。磁力は今までの2倍となっており、トルクフルな撃ち味と鋭いトリガーレスポンス、肩にガツンとくるハードなリコイルショックが体感できる。次世代電動ガンHK417アーリーバリアントはフラッグシップモデルにふさわしい完成度を実現している。
DATA
- 全長:921mm/998mm(ストック伸長時)
- 重量:4,500g(空マガジン含む/バッテリー含まず)
- 装弾数:70発
- 価格:¥91,080
- お問い合わせ先:東京マルイ
TEXT:毛野ブースカ