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2019/01/18

極東かすみん第7機関 沖縄旅行記

 

旅行記2

 

 沖縄といえば、青い空、白い砂浜、泡盛、三味線、島唄、沖縄そばなど、観光地やご当地グルメが次々に浮かびます。亜熱帯気候で年間通して暖かく、本土とは植生も違い、琉球王朝時代の外交で独自の文化が育まれてきました。第二次世界大戦時には地上戦が行なわれ多くの犠牲者を出し、現在でも不発弾が発見されるなど、戦争の跡が多く残っています。ちなみに私は従妹の結婚式に出席するために帰省したのですが、普段勤務しているAIRSOFT97アキバ店スタッフ数名がタイミング良く沖縄に来たので、「大人になって改めて平和学習を!」ということで旧海軍司令部壕と平和記念公園に行ってきました。

 

極東かすみん第7機関

長い階段を降り、壕内の通路。とてもつるはしと手作業で掘り進み、作られたとは思えないほどの空間が広がっています

 

極東かすみん第7機関

木を曲げて柱として天井を支えています!

 

極東かすみん第7機関

壕内の地図。本当に思ったよりも広く、迷子になってしまいそうです。戦闘が激化した時期は約4,000名の兵士が収容されていたようです

 

極東かすみん第7機関

司令官室。当時のままに保存されていて、太田司令官の愛唱歌が壁に書かれている。重要な部屋はコンクリートや漆喰で補強されている

 

極東かすみん第7機関

医療室。たくさんの負傷兵がここで治療を施されたとあります。雨風はしのげるものの、とても大変な状況だったと言えます

 

極東かすみん第7機関

平和の礎には国籍を問わず、沖縄戦で亡くなられた方の名前が刻まれています。私の祖父の兄の名前もあり、ここには帰省の度に訪れるようにしています。修学旅行生や多くの観光客が訪れる場所です

 

極東かすみん第7機関

平和記念公園内にある国立沖縄戦没者墓苑には18万余の御遺骨が納骨されています。園内は広く、他にも様々な慰霊碑があるのでゆっくり周ってみてください

 

まとめ

 

 今回は急遽、平和学習として海軍壕に初めて行ってきました。(実家から近いので多分、小学生の頃に行っているはずですが記憶にないので)大人になって地元の歴史について学び直してみて、分かることや感じることがまだまだたくさんあるんだと思いました。もし、みなさんが沖縄に行く際は観光も楽しみつつ、平和学習で戦跡を訪れてみることをおススメします。

 

極東かすみん第7機関

本誌では「かすみんイチオシ!Okinawan Food」もご紹介してます!

 

TEXT:かすみん
Twitter:@aburaneko517
公式LINE:@kasumin

 


この記事は2019年2月号 P.155より抜粋・再編集したものです。

 

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