エアガン
2022/07/06
ガバメントの歴史を感じられるコレクタブルモデル「ウエスタンアームズ コルトM1911 ブラックアーミー」
採用当初モデルの末期生産仕様を再現
1911年から1985年までアメリカ軍の制式採用拳銃の座にあったコルトM1911。その間には第一次・第二次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争などが勃発、アメリカ軍が関与したそれらの戦場でM1911は使用されてきた。
コルトM1911はコルトとスプリングフィールド造兵廠によって1912年から1919年まで製造されたモデルだが第一次大戦後には早くも改良が加えられて、おなじみのM1911A1となっている。今回ウエスタンアームズが再現したのは改良前のM1911である。
ミリタリーガバメントの変遷を感じられるコレクションモデル
M1911は、長めのトリガーストローク、ストレートなメインスプリングハウジング、フロントサイトの形状などにM1911A1との違いがあり、当初は軍用とは思えない青みを帯びたブルー仕上げが施されていた。しかし第一次世界大戦末期にはアメリカ軍の増産要請により、生産工程の簡略化からブラックに近い仕上げとなった。アメリカのコレクターの間でそのモデルは「ブラックアーミー」と呼ばれている。
ウエスタンアームズはこのブラックアーミーと呼ばれるM1911を黒染処理によって重厚感漂う質感で再現。ガバメントモデルの初期型の末期生産型、というニッチでコレクタブルな1挺に仕上がっている。
ウエスタンアームズ
コルトM1911 ブラックアーミー
DATA
- 全長:216mm
- 全高:140mm
- 全幅:34mm
- 重量:1,028g
- 装弾数:21発
- 価格:¥41,800
- お問い合わせ先:WA渋谷店 TEL03-3407-5922
TEXT:アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2022年8月号 P.78をもとに再編集したものです。