サバゲー

2022/06/03

大自然の植生で野戦を楽しむ「BE FORESTER壬生 1周年記念祭」レポート

 

公的な認定を受けたサバゲーフィールドが1周年

 

「BE FORESTER壬生 1周年記念祭」レポート

 

 栃木県下都賀郡壬生町のサバイバルゲームフィールド「BE FORESTER壬生」で設立1周年を記念したイベントが開催された。原野林を生かしたこのフィールドは、林野庁の「令和元年度森林づくりへの異分野技術導入・実証事業」の委託事業者に認定されており、まさに自然と共生したフィールドだ。昔からサバゲーをしている方には懐かしく、サバゲーを始めたばかりの方には新鮮な光景。そんなフィールドで開催されたイベントの模様をお伝えしよう。

 

「BE FORESTER壬生 1周年記念祭」レポート
BE FORESTER壬生の運営に尽力している代表の渡部氏の挨拶から始まった

 

 

自然の森林を活かした野戦が熱い!

 

「BE FORESTER壬生 1周年記念祭」レポート
森の中には塹壕になるような窪地が自然に作られており、それを生かして戦う

 

「BE FORESTER壬生 1周年記念祭」レポート
バリケードなどの人工的な障害物などがなく、月ごとに植生の雰囲気が変わるという

 

「BE FORESTER壬生 1周年記念祭」レポート
木に依託して銃を構えるなどオーソドックスなテクニックが求められる

 

「BE FORESTER壬生 1周年記念祭」レポート
フラッグ付近は草木で覆われており、一筋縄ではフラッグゲットできない

 

「BE FORESTER壬生 1周年記念祭」レポート
隠れやすい場所を探して相手陣地を攻撃する。基本的なサバイバルゲームのテクニックが求められる

 

「BE FORESTER壬生 1周年記念祭」レポート
参加者同士で連携を取ってゲームを進めることがこのフィールドでは重要だ

 

「BE FORESTER壬生 1周年記念祭」レポート
フラッグの近くに敵を発見! どこに敵が潜んでいるのかわからない緊張感を味わえるのがこのフィールドの魅力だ

 

植生に合わせた装備のチョイスが肝要に

 

「BE FORESTER壬生 1周年記念祭」レポート
自衛隊の作業服と旧迷彩のヘルメットカバー、64式小銃は日本の森林によく似合う

 

「BE FORESTER壬生 1周年記念祭」レポート
草むらの中を匍匐前進するM1ガーランドを持ったWWⅡアメリカ軍ダックハンター迷彩のコンビ

 

「BE FORESTER壬生 1周年記念祭」レポート
カモフラネットでカモフラージュしてスニーキングしながら敵陣地に近づいていく

 

「BE FORESTER壬生 1周年記念祭」レポート
森林系フィールドではギリースーツの効果は絶大。撮影側も見つけるのが大変だ

 

人工物がない野戦を体験できる貴重なフィールド

 

 その昔はサバゲーといえば「こんな森でやるもの」と相場が決まっていたものだ。それが今では林野庁の森林有効活用事業としてサバゲーフィールドが認定される時代となったわけで、まさに隔世の感。様々な工夫が凝らされたサバゲーフィールドが増えたのは当然喜ばしいことだが、大自然そのままの森林で野戦できる機会は少なくなったのかもしれない。それを存分に体験できるのがBE FORESTER壬生なのである。

 

TEXT&PHOTO:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2022年7月号 P.218をもとに再編集したものです。

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