エアガン

2022/04/28

2022年最注目のスナイパーライフルエアガン「東京マルイ VSR-ONE」

 

不動の人気ライフルが大胆モダナイズ

 

東京マルイ ボルトアクションエアーライフル VSR-ONE

 

国民的ボルトアクションライフルVSR-10の新モデル

 

 エアコッキング式ボルトアクションライフルの傑作である東京マルイのVSR-10シリーズ。2003年末に発売され、プロスナイパーバージョンとリアルショックバージョンが同時にリリースされた。東京マルイにとって初のボルトアクションライフルのエアガンだったが、税抜19,800円という低価格と実射性能の高さ、シンプルな操作性などコスパに優れ、瞬く間に人気機種となった。
 その後プロスナイパーGスペック、デザートカラーモデルやODカラーモデルなどが加わり、現在もなお多くのユーザーから支持されている。まさに「国民的ボルトアクションライフル」と言っても過言ではない。そんなVSR-10シリーズに待望のモダナイズドカスタム「VSR-ONE」が加わった。

 

東京マルイ ボルトアクションエアーライフル VSR-ONE

※実射シーンとインプレッションはこちらの動画をご覧ください。

 

新要素満載! もはやVSR-10とは別モノ!?

 

 VSR-ONEは、VSR-10シリーズの優れた基本構造を生かしつつインターフェイス部分を中心にモダナイズされている。従来のオーソドックスなボルトアクションライフルのスタイルからモジュラーシャーシ仕様のイマドキなスタイルへと刷新。強化樹脂製シャーシにはM-LOKシステムを導入し、大胆にショートカットされたバレル、M4スタイルのピストルグリップ、フォールディングストックを装着。もはやVSR-10シリーズ従来モデルとの共通点を探すほうが難しいほどの変貌を遂げている。

 

東京マルイ ボルトアクションエアーライフル VSR-ONE
フォアエンドにはM-LOKシステムが採用されており、M-LOKに対応したアクセサリー類が装着可能。両側面にQDスリングスイベル用アタッチメントポイント付き

 

東京マルイ ボルトアクションエアーライフル VSR-ONE
スリムなバーチカルアングルのグリップはM4MWSと同規格。またボルトハンドル後方にはサムレストが設けられている

 

東京マルイ ボルトアクションエアーライフル VSR-ONE
ミニマリストなデザインのフォールディングストック。ストック基部にあるロックボタンを押すとストックが折り畳める

 

東京マルイ ボルトアクションエアーライフル VSR-ONE
ストック側のQDスリングスイベル用アタッチメントポイントはストック基部裏側に設けられており、ストックを折り畳んだままでも使用できる

 

東京マルイ ボルトアクションエアーライフル VSR-ONE
VSR-ONE専用のフラッシュハイダーを外すと14mm逆ネジ仕様のマズルが現れる。同規格に対応したサイレンサーやフルオートトレーサーが装着できる

 

ユーザビリティ向上&実射性能のアップデートも

 

 モダナイズはボディ構成のみにとどまらず、ピカティニースペックのオープンサイト付きマウントベース、ラージボルトハンドル、ボックスマガジンが取り出しやすいようにエジェクター機能が追加されるなどユーザビリティが大幅にアップしている。さらに実射性能に関わる部分もアップデートされ、ワンランク上の実射性能を実現している。

 

東京マルイ ボルトアクションエアーライフル VSR-ONE
汎用性がアップしたオープンサイト付きのピカティニースペックのマウントベース。シリンダーは精悍なブラック仕上げ

 

東京マルイ ボルトアクションエアーライフル VSR-ONE
素早く確実なコッキング操作が得られるラージタイプボルトハンドルを標準装備

 

東京マルイ ボルトアクションエアーライフル VSR-ONE
マガジンはVSR-10シリーズ共通の装弾数30発マガジン。新たに本体側にエジェクター機能が追加され素早いマガジン交換が可能となった

 

 期待にたがわぬ完成度を持つVSR-ONE。従来モデル以上に人気が出ること間違いなしだ。


 

東京マルイ ボルトアクションエアーライフル VSR-ONE


 

東京マルイ
ボルトアクションエアーライフル VSR-ONE

 

DATA

  • 全長:614mm/800mm
  • 全高:187mm
  • 全幅:93mm
  • 重量:2,100g
  • 装弾数:30発
  • 価格:¥32,780
  • お問い合わせ先:東京マルイ

*一部写真中のライフルスコープ、マウントリングは別売です

 

TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
MODEL:佐々木萌香(Moeka Sasaki)
PHOTO:須田壱
HAIR&MAKE UP:西田聡子
撮影協力:サバイバルゲームフィールドシールズ

 

 

この記事は月刊アームズマガジン2022年6月号 P.112~113をもとに再編集したものです。

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