装備

2022/04/19

定例会に集まるサバゲーマーの装備を確かめてみよう【in サバゲーパラダイス】

 

みんなはどんな装備をしているの?

 

 今回取材に向かったサバゲーパラダイスの参加者は装備にこだわったサバゲーマーが多く見られた。今回は皆さんの装備を取材させていただき、その魅力をお伝えしよう。

 

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デルタフォース装備

 

 

 2022年1月20日、シリアで武装勢力イスラム国(IS)による刑務所の襲撃事件が発生した。彼らの目的は収容者の開放。刑務所を管理していた反体制派組織シリア民主軍(SDF)と激しい戦闘が発生し、多数の死傷者と投降者が続出した。その現場を報道したメディアの映像にはデルタフォースらしき隊員たちが映し出され、大きな話題となった。その映像を参考にしたというデルタフォーススタイリングだ。

 

アメリカの装備メーカー、Crye Precision(以下クライ)のADAPTIVE VEST SYSTEM(以下AVS)、コンバットシャツ、コンバットパンツを着用したセットアップ。AVSの装備システムは各種オプションパーツを組み合わせることで、着用者の作戦内容と要望に対応することができる

 

ラジオポーチに収納されたMPU-5無線機は、本誌でもモデルとして出演をいただくことが多いmorizoさん製作のダミーモデルだ。MPU-5無線機は最新式のハンディコミュニケーションシステムとして注目されており、ドローンの搭載カメラからの映像をスマートフォンで確認しつつ、その画像を高速送信することができるのだ。これもメディアの映像で確認したため、早速取り入れたのだという

 

AVSの背面にはクライのPOUCH ZIP-ON PANELを装着。上部ポケットに後続の隊員が使うためのフラッシュバンを収納している

 

カミース装備

 

 

 カミースサバゲの主催者であるドンキーさん。参考にしたのはCIA SAD隊員のスタイリング。腕にはマップを装着し、チェストリグのショルダーハーネスには無線機を装備。PTTスイッチやヘッドセットは使わず、無線機と受信用のイヤホンでゲーム中の通信を行なっていた。

 


 

 

 最近の装備メーカーの主流はコンパクトな装備であり、また装備の多様化によって様々な人が自分に合った装備を選べるようになりつつある。今回参加された女性のサバゲーマーも自分の好みの装備を選んで自分だけのスタイリングをセットアップしていた。

 精力的にサバゲーに参加するりりあんぬ葵さんはカミースの上にアメリカ装備ブランド、MayflowerのUW Chest Rig Split Front Gen Vを装備することで、コンパクトに装備をまとめている。これは多目的に対応できるチェストリグとして開発され、インサートを交換することで様々な種類のマガジンに対応できる。またフロントジッパーで容易に着脱できる点や、チェストリグの高さを3段階に調整できる点も魅力の1つだ。

 


 

 ギアブランド、x115x TAYLORのデザイナーも休日に装備の実験を兼ねてカミースで参戦。自社生産のオリジナルカミースウェアをベースにしたスタイリングでサバゲーをし、その使用感をまた自分のデザインにフィードバックするようだ。

 


 

 

 装備系イベントのギアログを主催するmorizoさんはアメリカ海軍特殊部隊スタイリングで参加。シンプルなスタイリングに見えるが、セットアップしたアイテムは一つ一つ厳選されている。そのおかげで完成度が高く、凄みを感じさせるスタイルになっている。

 


 

 装備は人それぞれの楽しみ方があるので、ぜひ参考にしながら自分なりの装備を構築していただければ幸いだ。他にも月刊アームズマガジン2022年5月号ではさまざまな方の装備を紹介している。そちらもぜひご覧いただきたい。

 

TEXT:Ghost(Ghost in the Dark)

SUPORT:珈琲

 

この記事は月刊アームズマガジン2022年5月号 P.128~133をもとに再編集したものです。

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