装備

2022/02/02

【スタイリング】日常とサバゲーを融和させたカジュアルなサバゲーマーたち

 

Arms MAGAZINE WEB STYLING CONTEST 2021

【カジュアル部門】結果発表!!

 

 2021年12月、SNSを舞台にしたオンラインコンテスト「Arms MAGAZINE WEB STYLING CONTEST」が開催された。サバゲーマー、ミリタリーの愛好者のみならず、たくさんの人が参加するイベントとなった。

 今回はそのうちのカジュアル部門の結果を発表する。早速、優秀賞から順番に紹介していこう。

 

目次

 

 


 

優秀賞

 

 

BLKFOX737_OWNER
@BLKFOX737

 

受賞ポイント

  • シンプルな服装の中に垣間見えるこだわり
  • ナイトカモ×ナイトビジョンの組み合わせ
  • 背景との組み合わせもGOOD

 

 カジュアル部門で優秀賞に輝いたのは、BLKFOX737_OWNERさん。マスクやスウェットはシンプルなブラックであり、服装だけならば日常に紛れ込んでもおかしくないスタイルだ。だが、NIKEのスニーカーやWTAPSのパンツは動きやすさを意識。また注目すべきは、パンツの柄に夜間の隠密性を高めたナイトカモを選んでおり、随所にこだわりが見える私服だ。それをNVG付ヘルメットと組み合わせることで私服と装備をマッチさせている。エアガンと日常を共鳴させたスタイリングはまさに優秀賞に相応しい。

 

ニット帽姿もシンプルで良い

 


 

入賞

 

 惜しくも優秀賞は逃したものの、入賞の方々も素敵なスタイリングだった。その入賞の巧みなスタイリングをご覧いただこう。

 


 

 

ミッチー
@apaapachaichai

 

 赤のチェック柄ホルスターとマガジンポーチがポイントとなるスタイリング。赤いチェックシャツに合わせたということだが、黒のパンツとマルチカムブラックのチェストリグで控えめにすることで、その赤の鮮やかさを強調している。個性的なマスクやグローブを含め全体のバランスも良く感じる。

 

ホルスターまでこだわった赤チェックだ

 


 

photo by JACK井上(@JACK_3298)

 

うぇってぃ
@uletteli0807

 

 パーカとジーンズというラフなスタイルの上に、ヘルメットとプレートキャリアを装備したスタイルは、退役インストラクターに多いスタイリングで女性でも真似がしやすい。その反面でシンプルなセットアップのために、サイズのバランスが取りづらいのが難点だ。ヘルメットをカスタムし、ジャストサイズのプレートキャリアを選ぶことでしっかりバランスを取り、カッコ良く仕上げたスタイルだ。使いやすく狙いやすいようにカスタムされたライフルにも注目。

 


 

photo by トモ(@tomo_sabage)

 

りやな
@reyana_games

 

 仲間たちとサバイバルゲームに行くときの醍醐味として、装備を揃えていく楽しみ方がある。りやなさんのスタイルは仲間たちとマルチカムブラックで装備を統一しており、なかなかの迫力を醸し出している。彼は特に服装だけでなく、装備もマルチカムブラックで統一しており、選んでいる私服もスタイリッシュでカッコ良い。

 

with TAROP#(@9Hound)
aTs OnO (@HitmakerAirsoft)

 


 

 

よっちゃん
@yottchanM9

 

 パーカにジーパンといったカジュアルな私服に、ショッキングピンクを加えてカッコ良さと可愛らしさを両立させたスタイリング。取り回しやすそうなライフルもドットサイトとフォアグリップを使うことで、さらに使いやすくアレンジされている。さらに、プレートキャリアにつけたパッチがスタイリングのアクセントとなっている。自分なりのサバイバルゲームの楽しみ方が伝わってくるスタイルだ。

 

温度変化で色が変わるパッチや、マガジンに施された装飾などが装備を彩る。装備に対する愛も伝わってくる

 


 

 

 

 一見すると普通のサバゲーマーに見えるこのスタイリングだが、よく見ると徹底したこだわりが見えてくる。銃は取り回しの良い短い銃を使用。装備はとことん軽量化し、動きやすさを優先。服は安さで有名なファッションアパレルのものを使用している。カジュアル×タクティカルを突き詰めており、非常にポイントが高い。

 

軍や法執行機関のために開発されたFERRO Conceptsは軽量かつコンパクト。Esstac製のマガジンポーチを組み合わせることで、自分の使いやすいコンパクトな装備を作り出している。実物の装備なので、性能ももちろん折り紙付きだ。さまざまな私服に合わせやすいマルチカムで装備のカラーを統一しているのもポイントだろう

 


 

佳作

 

 他にも、工夫を凝らされたスタイリングがたくさん応募されていた。その中からいくつかピックアップして紹介しよう。

 


@VwCTAAGZHdJKKKi

 

シンプルな組み合わせで、FUGITIVE RECOVERY AGENT(逃亡犯回収代理人)、通称バウンティハンタースタイリングを表現。カッコイイスタイルだ

 

すだちん。
@shelliemay591

 

白をベースとした冬季迷彩であるマルチカムアルパインが黒を基調としたスタイリングを引き立てている

 

あかぺー・スミス
@koured0729

 

この片目だけ透けて見える写真の撮り方は秀逸だ

 

@InfiniteAsphalt

 

オープントップのホルスターで速やかな抜銃を可能にしている。ちなみにハンドガンはカスタムが施されている

 


 

 私服と装備を組み合わせた、さまざまなスタイリングが見られたカジュアル部門。今回は私服のチョイスやセンス、そしてそれが装備といかにマッチしているかを基準に選考させていただいた。他にも巧みなスタイリングが多く見られたので、ぜひ他の参加者のスタイリングも参考にしていただければ幸いだ。

 

【カジュアル部門】写真アーカイブはこちら

 

 


 

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佳作の方々も番外編で紹介している

 

 

この記事は月刊アームズマガジン2022年3月号 P.132~137をもとに再編集したものです。

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