2022/02/10
伝説のリボルバーがエイジドフィニッシュで再販「コルト ドラグーン 東京店限定カスタム」
“コスモドラグーン”のモデルとなったクラシックリボルバー
日本で最も有名なウエスタン系リボルバーを3つ挙げると、コルトSAAを筆頭に、コルト1851ネービー、そしてこのコルトドラグーンではないだろうか。
コルトドラグーンが主役級に登場する映画は『拳銃(コルト)45』と『トゥルー・グリット』(『トゥルー・グリット』と同じ原作の『勇気ある追跡』ではセリフで“ドラグーン”と言いながらもプロップはウォーカーだった)くらいのものだ。なのにドラグーンが有名なのは、やはり松本零士先生の一連のSF作品で度々登場する宇宙戦士の銃“コスモドラグーン”の人気の高さによるところが大きいだろう。
コスモドラグーンのモデルとなったコルトドラグーンは、約1,100挺だけ製造され主にテキサスレンジャーへ支給されたコルトウォーカーの致命的な欠陥を改良した大口径リボルバーだ。1848年から南北戦争が始まる1861年まで2万挺以上が製造され、広く軍用のみならず民間でも人気が高かった。製造開始からのマイナーチェンジにより、1st.から3rd.までのモデルに分類される。
あの伝説のドラグーンが東京店限定カスタムでリバイバル
コスモドラグーンのモデルガンを大ヒットさせたハートフォードには、オリジナルのコルトドラグーンの再販希望の声も多く寄せられていた。今回、東京店限定カスタムとして経年劣化を現したエイジドフィニッシュで3rd.モデルが再生産される。
クラシカルなアーミーリボルバーらしくエイジドフィニッシュで経年劣化まで表現した限定カスタム。ウエスタンマニアの心を鷲掴みにしてくれる貴重なコレクションとなることは間違いない。
ハートフォード
コルトサードモデルドラグーン 東京店限定エイジドカスタムモデルガン
DATA
- 全長:355mm
- 全高:140mm
- 全幅:47mm
- 重量:1,040g
- 装弾数:6発
- 価格:¥44,220(ハートフォード東京店カスタム限定品)
- お問い合わせ先:ハートフォード東京店 TEL03-6721-7986
TEXT:トルネード吉田/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2022年3月号 P.111をもとに再編集したものです。