エアガン
2022/01/13
第二次世界大戦時のイタリア軍の軍用拳銃を再現 「ウエスタンアームズ ベレッタM1934 カーボンブラックHW」
歴史を超えて愛されるイタリアの名銃
ベレッタM1934は第二次世界大戦時にイタリア軍で制式採用されていた軍用拳銃だ。イタリア軍ではその前の第一次世界大戦で拳銃不足に陥った反省を踏まえ、大量生産できる新たな拳銃を探していた。ベレッタ社がそれに応えた形で誕生したモデルである。
その設計は従来の銃に比べて大幅に部品点数を減らし、生産性が向上した結果大量生産に成功。また故障しにくく信頼性も高かったため、第二次世界大戦を通してイタリア軍を支え続けた。
そんな開発の経緯だけを聞けばいかにも粗末な軍用拳銃を想像してしまうが、ベレッタは違った。コンセプトをうまくまとめ上げ流麗なデザインに仕上げたのだ。そのイタリアンデザインは多くの人の心を打ち、いまだに人気が高い。数々の現代銃が現れては消えていく中、ベレッタM1934はコルト1911オートと並んで歴史に残る名銃となっている。
上質なカーボンブラックヘビーウエイト仕上げ
ウエスタンアームズが今回発売するM1934は、カーボンブラックヘビーウエイト樹脂を使い、ハンドワークにより丁寧に磨き上げ金属の質感を出しヴィンテージ感あふれる仕上げとしたものだ。
ウエスタンアームズがモデルガン時代から作り続けるイタリアの名銃。そこには人知を超えた何かがある。
ウエスタンアームズ
ベレッタM1934 カーボンブラックヘビーウエイト
DATA
- 全長:149mm
- 全高:122mm
- 全幅:32mm
- 重量:590g
- 装弾数:20発
- 価格:¥31,900
- お問い合わせ先:WA渋谷店 TEL03-3407-5922
TEXT:アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2022年2月号 P.94をもとに再編集したものです。