2021/12/17
七色に光るBB弾!! 「ACETECH」の新作トレーサーをラインアップ
新進気鋭のメーカー「ACETECH」のトレーサー
昨今注目を集めているエアガンアクセサリーの1つとして挙げられるのはトレーサーであり、現在、さまざまなメーカーが工夫を凝らした製品をリリースしている。今回紹介するのは新進気鋭のメーカー「ACETECH」の製品だ。リリースするトレーサーはどれも斬新な性能を秘めている。その魅力をご紹介しよう。
※価格は変動するため、HPの価格をご参照ください。
トレーサーとは?
ACETECHの製品を紹介する前に、まずはトレーサーについて改めて解説しよう。
トレーサーとは蓄光BB弾に光を当てて発光させることができるエアガンアクセサリーである。かつてはサイレンサーと同じサイズだったが、近年はハンドガンに装着できるほど、軽量でコンパクトなものがリリースされている。ガスブローバックガンから電動ガンまでマルチに使用でき、ナイトゲームはもちろんインドアフィールドで活用しているプレーヤーも多い。現在、サバゲーマーの注目を集めるホットアイテムである。
トレーサーの種類
トレーサーは発光させる機能によって2種類に大別できる。1つはLEDによって強い光を当てて蓄光BB弾を光らせるものであり、これはBB弾の色を問わず鮮やかに光らせることができる。もう1つは紫外線を当てることで発光させるUV式で、こちらは基本的には緑色のBB弾しか発光させることができないが、比較的、軽量でコンパクトなデザインが多い。使いたいBB弾や機能を考えてトレーサーを選ぶことをお薦めする。
蓄光BB弾とは?
トレーサーを使用するにあたって欠かせないアイテムが蓄光BB弾だ。蓄光BB弾とは読んで字のごとく、光を蓄えることができる蓄光素材で作られたBB弾であり、最近ナイトゲームやインドアフィールドで注目を集めているグッズだ。弾が光るのでヒットの判別がしやすくなり、弾道も分かりやすくなる利点がある。
蓄光BB弾はただ撃つだけでは充分に効果を発揮しない。トレーサーと合わせて使用することで鮮やかな光を放って飛ぶ。また通常のBB弾と同じく、バイオBB弾とそうでないものもあるため、フィールドに合わせて使い分ける必要がある。さらに、通常のBB弾よりも価格が割高なため、コスパがいいとはいえない。それでも暗所で発射すると、まるでレーザービームのように光が軌跡となって高速で宙を飛び、見る人を魅了するアイテムだ。
ACETECH TRACER LINE UP
ではトレーサーを解説したところで、ACETECHの製品を紹介する。ACETECHのトレーサーは機能が多彩であり、軽量でありながら扱い方も簡単であるため、トレーサーのエントリーモデルとしてもうってつけなので、チェックしていただければ幸いだ。
BIFROST
- 全長:81mm
- 直径:30mm
- 重量:61g(変換アダプター含めず)
七色の光を放つ銃口
北欧神話に登場する虹の橋の名を冠するトレーサーはその名の通り、七色の光を放つ機能を有している。スイッチを切り替えるだけでマズルフラッシュのカラーモードを以下の11種類に切り替えることができる。
- レッド
- オレンジ
- イエロー
- グリーン
- ブルー
- ピンク
- パープル
- RGB(三原色)
- レインボー
- ダイナミックレインボー
- DEMOモード
モードを選択すると、BB弾がトレーサーを通過するたびに選択した色のマズルフラッシュを放つことができる。またRGBモードはレッド、グリーン、ブルーの3色を同時に放ち、レインボーモードは7つの全ての色を同時に放つ。そして、ダイナミックレインボーはフルオートで撃つと0.5秒ごとに順番に色が変わり、DEMOモードでは1発ごとに色が切り替わる仕組みだ。銃口からカラフルなイルミネーションを楽しむことができるトレーサーユニットである。
14mm逆ネジに対応しているが、11mm正ネジへの変換アダプターも同梱されているので、両方に対応可能。充電はUSB Type-Cのケーブルで行なえ、約2時間半で充電が完了する。トレーサー機能のみの使用で24,000発、マズルフラッシュを使用すると12,000発まで撃つことができ、一日中サバゲーで使用しても充分な蓄電量がある。簡単に取り扱いできる初心者にもオススメなトレーサーだ。
▼ 実射の様子 ▼
この製品をはじめとしたBlasterなどのマズルフラッシュ機能搭載の製品は緑色の蓄光BB弾に対応しているが、通常のBB弾を使用しても充分楽しむことができる。蓄光BB弾を使用すると、弾道が長く伸びることでまるでレーザービームのように見えるが、通常のBB弾を使用した場合はマズルフラッシュが演出する閃光をより一層楽しむことができる。
ぜひ2つの違いも堪能いただければ幸いだ。
▼ 蓄光BB弾と通常BB弾を使用した様子の違い ▼
THOR QD
- 全長:202mm
- 高さ:46.5mm
- 幅:39mm
- 重量:330g(トレーサーモジュール含まず)
KRISS VECTOR専用のトレーサー
米国のサプレッサーメーカー「Silencerco」がリリースするサプレッサー、オスプレイを彷彿させる形状のトレーサーはKRISS VECTOR専用のトレーサーだ。前方の蓋を取り外すと、中からトレーサーモジュールを取り出すことができる。この操作方法は上記したBIFROSTに準じているため、これも七色の閃光を放つことができる。
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BLASTER
- 全長:80mm
- 直径:32mm
- 重量:70g(変換アダプター含めず)
シンプルでリーズナブルなトレーサー
マズルフラッシュ機能を搭載したトレーサーユニット。こちらは七色には光らないが、モードがマズルフラッシュ、トレーサー、マズルフラッシュとトレーサー複合の3種類で非常にシンプルである。5分間放置すると、自動でスリープモードに移行。振動を検知すると待機状態に戻るため、バッテリーも長く保つ。フル充電でマズルフラッシュなら12,000発、トレーサーなら24,000発撃てる。14mm逆ネジ仕様だが、BIFROSTと同様に専用アダプターで11mm正ネジにも対応できる。こちらもバイフロスト同様、マズルフラッシュのみならば、通常のBB弾でも対応可能だ。
Predator MKIII
- 全長:139.3mm
- 直径:42mm
- 重量:255g(変換アダプター含めず)
簡単に着脱できるサプレッサータイプのトレーサー
ナイツアーマメント製のサプレッサーを彷彿させる形状のトレーサーはQuick Detach デザインによって簡単に着脱を可能にしている。従来のモデル、MkⅡからデザインを進化させ、以前よりも保持力が増している。また前方の蓋を取り外すと、内蔵されたトレーサーユニットを取り出すことができ、これは前述したBlasterの操作方法と準じている。
Raider
- 全長:96mm
- 直径:39.2mm
- 重量:150g(変換アダプター含めず)
マズルブレーキ風のトレーサー
実銃にあるマズルブレーキを彷彿させるトレーサー。これもPredatorと同じくトレーサーユニットを内蔵しており、Blasterと操作方法を準じている。ACETECHはさまざまな形状のトレーサーがあるので、好みの形状を選ぶこともできるのだ。
LIGHTER BT
- 全長:約100mm
- 直径:約35mm
- 重量:約78g(変換アダプター含めず)
スマホと連動する多機能トレーサー
これまでのトレーサーは緑色のBB弾しか対応していないが、このLIGHTER BTは赤色のBB弾も対応している。さらにスマホの専用アプリをダウンロードすることで、弾速計としても使うことができるのだ。もちろん専用アダプターが付属しているため、14mm逆ネジと11mm正ネジ両対応だ。
AT1000
- 全長:156mm
- 直径:37mm
- 重量:140g(バッテリー重量含めず)
10万発まで光らせられるトレーサー
AT1000はサイレンサータイプのトレーサーだ。こちらは内蔵バッテリーではなく、乾電池を搭載。単4電池4本で10万発以上の実射が可能。また、秒間30発の連射にも対応できる申し分ない性能だ。14mm逆ネジ仕様。
GREEN TRACER BBS
EXTREME PRECISION
- 容量:1,600発×6本
バイオ生分解性の蓄光BB弾
チームでトレーサーを使いたいという方にお薦めなのがこのACETECHオリジナルのBB弾だ。ミリタリースタイルの紙製のケースやガラス瓶のようなプラスチックボトルなど外観は非常にお洒落だ。今までにはないBB弾の保管スタイルにも注目だ。
まとめ
ACETECHのトレーサーはさまざまな機能や形状があり、トレーサーとしての機能だけでなくエアガンのアクセサリーとしても充分楽しむことができる。七色に光るトレーサーなどは斬新な製品であり、ACETECHはトレーサーメーカーの中で一歩抜きんでていることは間違いないだろう。今後の新製品も何が出るか楽しみである。
気になった方はぜひ、ACETECHのHPをチェックしよう!!
TEXT:珈琲
協力:ACETECH