エアガン

2018/12/01

ガンフィニッシュワークショップ 東京マルイ パイソン4インチ ガンブルーカスタム編(1)【2019年1月号掲載】

トイガンを塗装で美しく仕上げるGUN FINISH WORKSHOP(ガンフィニッシュワークショップ)

 

塗装をメインにカスタムテクニックやアイデアを紹介する本コーナー。今回は東京マルイのガスリボルバー「コルトパイソン.357マグナム 4インチ」を題材に、ガンブルーカスタムにチャレンジする。この前編では塗装やブルーイングの前に必要な分解方法について解説していく。

 

ガンフィニッシュワークショップ

 

 東京マルイのガスリボルバー「コルトパイソン.357マグナム 4インチ」は長年ファンに支持され続けてきた製品であるためカスタムパーツも多数発売され、人気を後押ししてきた。24連射メカニズムやスムーズなダブルアクショントリガーなどを備え、ロングセラー商品だけに実用性・信頼性も申し分ない。
 そんな東京マルイのパイソンをベースに、今回は鋼のガンブルーを再現すべくカスタムしていく。塗装したりガンブルーを施すためにはいつものごとく分解しなければならないため、この前編では、その手順をご紹介していく。

 

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ベースガンは東京マルイの「コルトパイソン.357マグナム 4インチ」(¥14,904)。本体はABS製で仕上げも美しく、パイソンの特徴的なベンチレーテッドリブバレルやワイドチェッカーハンマー、アジャスタブルリアサイト、厚みのある大型シリンダーなど雰囲気たっぷり

 

■グリップ、シリンダー、バレルの取り外し

 

ガンフィニッシュワークショップ

 

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グリップとグリップウェイトを外し、フレーム前方のスクリューを外してシリンダーアッセンブルを前方に抜き出す。

 

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マズルキャップを外してインナーバレル、バレルウェイトパイプ、ストッパースプリングを外す。

 

■フレーム周りの分解

 

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リアサイトはシャフト、ネジを外して分解する。サイドプレートのネジを外し、サイドプレートを下側から持ち上げるように開けて、ラッチ、ラッチスプリングを外す。サイドプレートを開けるとメカニカルなコアパーツが露出するので部品の紛失などに注意する。

 

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シリンダーハンド、ハンドトーション、ラッチピン、セーフティ、ハンマートーションスプリング、ハンマー、バルブプッシャー、トリガー、トリガートーション、シリンダーロックの順に外して分解していく。

 

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最後にチャージタンク、ハンマーリターンスプリング、ハンマーブロックを外すことができる。

 

■シリンダーの分解

 

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シリンダーからエキストラクターロッド、ヨーク、ワッシャーを外し、バルブレンチでラチェットスクリュー、シリンダーラチェットを外す。シリンダー内部も各4発のBB弾が装填できるメカを抜き出しておく。

 

■分解完了

 

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一通り分解されたパイソン。この後塗装工程に入るが、細かなパーツも多いので紛失しないように注意しよう。次回の後編ではスプレー塗料を用いた塗装に加え、金属部分のブルーイングの工程もご紹介するのでお楽しみに!

 

写真:川本孝
文:樋口マサル

 


この記事は2019年1月号 P.76~77より抜粋・再編集したものです。

 

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