エアガン

2018/08/21

東京マルイ 次世代電動ガン AK74MN 製品レビュー 【2018年9月号掲載】

東京マルイ

次世代電動ガン AK74MN

 

記念すべき次世代電動ガン第1号機がリバイバル。実射シーンとインプレッションはこちらの動画をご覧ください。

 

ユーザーの熱い期待に応えて再登場


2007年末に次世代電動ガンシリーズの第一弾として発売した「AK74MN」は数年前に生産終了となってしまったが、ユーザーからの熱い要望に合わせて遂に復活した。

発売当初あまりの人気に次々とラインアップが増えたことで、専用ストックを持つAK74MNだけが生産を終了してしまい、一時はプレミア価格が付くほど価格が高騰してしまい入手が難しくなってしまった。しかし東京マルイは今回この銃の再生産を突然発表した。これはきっとユーザーの熱い思いが届いたからだろう。通常メーカーが生産中止するということはそれ相応の事情があってのことで簡単に覆ることではない。ましてや型状や値段を変えずラインアップの復活など奇跡としか言いようがないことなのだ。

 

次世代電動ガンの原点


イズマッシュ製AKシリーズの特徴である樹脂製ハンドガードと専用の樹脂製ストックが付いたフルサイズのAKは、ブラックフィニッシュに統一された精悍な佇まいも継承。シュート&リコイルエンジンが生み出す激しいリコイルも健在だ。

レシーバーをはじめ、各部のパーツにも金属製パーツを用い、重厚感と重量感を演出し、高い剛性も実現している。既存のオプションやサードパーティのパーツも使用できるので、カスタムベースにも最適だ。フルサイズのバレルから発射される実射性能だが、すでにプルーフされたすばらしい伸びのある弾道を描く。発売から10年も経っているにもかかわらず現行の次世代電動ガンと比べても性能面では決してひけを取らない。再生産を待っていたユーザーはもちろんだが、過去に所有していたユーザーも、あの衝撃を思い出して久しぶりに買い直してみてはいかがだろうか。

 

右側面のサイドマウンティングベースには別売のマウントベースを装着できる。AKシリーズ専用の設計で各種オプティクスの搭載には欠かせない

 

レシーバー後部のボタンを押すことでロックを解除しストックを折りたたむことができる。ストックは細身で握りやすく操作しやすい

 

バットストック部のリリースボタンを押すとロックレバーを解放しストックを伸ばすことができる。他のAKシリーズに比べると操作性は格段に向上している

 

装弾数74発のプラスティックマガジンはブラック仕上げ。次世代AK共用マガジンで他機種にも流用が可能だ

 

ハンドガードのアッパーを外すとミニバッテリーを収納するスペースがあらわれる。ガスバイパス部の型状もリアルに再現されている

 

ボルトカバーを開けるとホップダイヤルにアクセスできる。微調整が可能なダイヤル式で操作性は良好だ

 

DATA

 

  • 全長:700mm /943mm(ストック展開時)
  • 全高:260mm
  • 全幅:70mm
  • 重量:3,040g
  • 装弾数:74発
  • 平均値 91.6m/s(0.84J)※気温27℃ 東京マルイ0.20g弾使用
  • 集弾性 70mm(20m)
  • 価格:¥54,800(税別)
  • お問い合わせ先:東京マルイ(TEL 03-3605-3378)

 

 

 

 

初速(m/s)
1発目

90.0

2発目

91.6
3発目 91.8
4発目 91.9

5発目

91.6
6発目 92.0
7発目 91.8
8発目 91.9
9発目 92.0
10発目 91.4

TEXT:IRON SIGHT
撮影協力:サバイバルゲームフィールドHEADSHOT

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