2021/07/10
アンリミティッド2021コンシールドキャリー部門3位入賞!【毛野ブースカのガンロッカー番外編】
シューティングマッチ「アンリミティッド」
激闘の記録をレポート!!
アームズマガジンの自称「物欲番長」こと毛野ブースカが購入したエアガンやギアを紹介するコーナー。今回は番外編ということで5月29日に開催された「アンリミティッド2021」の参加レポートをお届けする。
第7回「VOLK TACTICAL GEAR×3 MADE ISSUE SERPENT SLING-2POINT」はこちら
毎年5月に開催されるスピード系シューティングマッチ「アンリミティッド」(以下アンリミ)に今年も参加した。昨年は緊急事態宣言により11月に延期されたが、今年は例年どおり5月下旬に主催者であるJTSA(一般社団法人日本トイガン射撃協会)の尽力により徹底した感染対策のもと参加人数を限定して開催された。参加者のひとりとしてこの場を借りて感謝します。
今回はこのシューティングマッチ「アンリミティッド」について紹介しよう。
シューティングマッチ「アンリミティッド」とは?
ところで、アンリミティッドとは一般、一般社団法人日本トイガン射撃協会(JTSA)が主催する5枚のターゲットにいかに速く当てるかを競うスピード系シューティングマッチだ。ステージは全部で5つ用意されており、どれもシンプルだが奥が深い。ターゲットまでの距離は5m前後、大きさは直径10cm前後。普段なら簡単に当てられても、試合となると途端に当たらなくなる。写真を見ていただければわかるが、5枚のうち1枚だけ黄色のターゲットがあり、それを最後に撃たなければならない。使う銃の種類ごとにクラス分けされており、カウボーイクラスでは西部劇に登場するコルトSAAを使う参加者が多い。最近ではエアコッキング式のショットガンを使うマニュアルローダー部門やリボルバー部門も人気がある。成績よりも自分が撃ちたい銃で参加するのも楽しみ方のひとつだ。
毛野ブースカの挑戦
コンシールドキャリーをお家芸としている私は、アンリミで2年前からコンシールドキャリー部門が設けられたことからこの部門でエントリーし続けていて、2019年度は2位、2020年度は5位だった。今年も公式記録会に参加、優先エントリー権を獲得して引き続きこの部門でエントリーした。
▼
▼
いつものことだが事前練習ができなくて「本番が練習」という状況の中、2ステージ目でチャンバーパッキンに弾が保持されないまま発射されてバレルからポロっと落ちる現象が出てしまった。その結果タイムをかなり落としまい「今年はダメだ~」と諦め、とりあえずポロ弾が出ないように調整して残りの3ステージを乗り切った。当然昨年の大会時や練習時よりもタイムは悪く、入賞は無理だと思っていた。
しかし、勝利の女神は私にちょっとだけ微笑んでくれたのだ。結果、部門3位と2年ぶりに入賞。幸運に恵まれたまさかの棚ぼた的な入賞だった。
4位の「女装エアガンシューター」として活躍されている星野優美子さんとはわずか0.48秒差。私は辛くも逃げ切り(状況的にはまぐれに近いが…)星野さんは相当悔しい思いをしたのではないだろうか。今回使ったケイホビーのグロック17 Gen.4用アサルトフレームは初入賞を果たし、これでグロックアサルトフレーム三兄弟はすべてアンリミもしくはリミティッドで入賞することができた。今後東京マルイから発売予定のグロック19 Gen.4用がリリースされるかは未定だが、もしリリースされたら装着してアンリミかリミティッドに挑戦してみたいと思っている。
▼シューティングマッチ参加者必見!!▼
今年の11月頃にJTSAが主催するもう一つのシューティングマッチ「リミティッド」の開催が予定されており、こちらもコンシールドキャリー部門で何度か入賞を果たしているので今年も出場しようかと思っている。もしご興味のある方はJTSAのHPでチェックしよう。
[プロフィール]
アームズマガジンの編集ライター。エアガンシューティング歴36年。数多くの国内シューティングマッチ入賞経験に加えて、1999年、2000年に開催されたIDPAナショナルズ参戦、シグアームズアカデミーや元デルタフォース隊員のラリー・ヴィッカーズのタクティカルトレーニングを受講するなど実弾射撃経験も豊富。今まで25年、300冊以上のアームズマガジンと関連MOOKの制作に携わる。
Twitter:@keno_booska