2021/05/08
マルチパーパスなマークスマンライフル「SR25 URX4 M-LOK」【スナイパーライフル PICK UP】
マルチパーパスなマークスマンライフル
アメリカ軍にM110として採用されたナイツアーマメントのSR-25ライフル。今では様々なメーカーから大口径化M4ライフルといえるモデルが多数存在しているが、このSR-25がその元祖ともいえるであろう。その実射性能の高さは折り紙付きで、その長大なディメンションは性能を下支えしているともいえるのだ。
しかし、今ではスナイパーライフルとしてだけではなく様々なシチュエーションへの対応も求められる。そのために全長を短縮化して扱いやすく、ハンドガードもレールシステムからM-LOK規格のスリットにすることによって軽量化を果たした。とはいえ、性能の低下をもたらしてしまえば本末転倒だ。そのためバレルはフリーフロートバレルとなっており、ハンドガードに一切干渉しないで精度を維持しているのである。高い精度はそのままに、取り回しやすさやさらなる発展性を手中にすることで、まだまだ進化を続けているのである。
さて、固定ストックを装着し.308口径弾用の大きなマガジンを装着したモデルは、スナイパーライフルとしての運用だけでなく、LMG的な運用にも適しているといえるだろう。
特にエアガンとしてはその性能が際立つ。というのも、このS&TのSR25には470発という多弾装マガジンが標準装備となっているからである。また、フルオートが実装されているので、そのスタイルをトレースしたスナイパーライフルとしてはもちろん、ファイアパワーを活かしたバックアップ用途にも対応するのである。フリーフロートバレルやM-LOK規格のスリットなど、実銃がもつ特徴を再現しつつ新たな価値を追求しているといえるだろう。
S&T/MATRIX
SR25 URX4 M-LOK 14.5インチフルメタルG2電動ガン
DATA
- 全長:950mm
- 重量:3,210g
- 装弾数:470発
- 価格:税込¥41,800
- お問い合わせ先:UFC e-mail:wholesale@ufc-web.com
TEXT:モロ☆/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2021年5月号 P.38~39より抜粋・再編集したものです。