2021/03/21
M4カービンセットアップ集【Mk18&URG-I編】
実物写真をもとにセットアップしたM4A1カービンをカテゴリ別に分けて紹介していく本シリーズ。今回はBLOCK2と呼ばれるアクセサリー群を装備し、より近代的な姿となったMk18とURG-1をご覧いただこう。
Mk18 Mod.1
Mk18 Mod.1の最大の特徴といえばダニエルディフェンスのRIS2が装着されていることだ。全長が9.5インチになったことでBLOCK1で採用されたナイツアーマメントのRIS/RASに比べて長くなり、アクセサリー類がセットアップしやすくなっている。また、M16系のシンボルである三角形型のフロントサイトがオミットされ、フリップアップタイプのフロントサイトをレールシステムに装着することになる。ただし、前後サイトを装着していない場合も多く見かけるので、装着はマストではない。今回は前後サイトを装着せずに光学機器とレーザーモジュールのみでセットアップした。
URG-I SOPMOD BLOCK3
近年アメリカ軍特殊部隊で採用されているURG-I BLOCK3はマグプルが開発したアクセサリーマウンティングシステム「M-LOK」を導入したガイズリーSMR Mk16 M-LOK 13.5インチと14.5インチバレル+ミッドレングスガスシステムが採用されているのが大きな特徴だ。BLOCK2のRIS2よりもさらに汎用性がアップしている。光学機器は今回のサンプルではホロサイトのみを装着したが、VORTEXやナイトフォースのショートスコープにプラスして近距離用のドットサイトが追加されている。このあたりは民間で盛んに行なわれている3ガンマッチの影響もあるのだろう。
年代別のM4カービンセットアップはいかがだっただろうか? これを参考にぜひ、愛銃を理想の形にセットアップしていただければ幸いだ。また月刊アームズマガジン2021年3月号ではこのセットアップをより細部まで解説している。そちらもぜひチェックしていただきたい。
TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2021年3月号 P.44~45より抜粋・再編集したものです。