2021/03/02
【結果発表】読者が選ぶ! 2020年トイガン人気大賞【モデルガン部門】
アームズマガジン読者の投票によって1位が選出される「トイガン人気大賞」。月刊アームズマガジン2020年1月号から2021年2月号までにレポートされたエアガン、モデルガンすべてを対象として(前年度ノミネート銃、発売日未定の銃を除く)、過去最大の約250挺がノミネート。さらに今回はライフル、ハンドガン、モデルガンの各部門ごとに1票ずつ投票していただき、各部門ごとに順位を決定した。果たしてどの銃がNo.1に輝いたのか?
今回は誌面と同時に、WEBでもその速報をお届けしよう。今回ご紹介するのはモデルガン部門のランキングを第5位から順番に発表しよう!!
第5位
タナカ
SIG P226 Mk25
EVO2フレームヘビーウエイトモデルガン
一般的に知られているP226Rと、アメリカ海軍特殊部隊ネイビーシールズが採用するMk25とではアンダーレールの規格が異なることは意外に知られていない。タナカはスライド左側に錨のマークが入り、ピカティニースペックのアンダーレールが付いたMk25をモデルガンで初めて忠実に再現した。
第4位
SIG P228 EVO2
フレームヘビーウエイトモデルガン
病み付きになるコンパクトモデルらしい
スピード感溢れるブローバック
M11がアメリカ軍制式採用ならば、スタンダードなP228はFBIなどの法執行機関で採用された。外観は東西統一後にもかかわらずスライド右側に「W.GERMANY」刻印が入れられている1993年製をチョイス。フルサイズのP226系に比べてブローバックスピードは速く、シャープなリコイルショックとともにカートリッジは一定の軌跡を描いてエジェクトされる。連射しても作動不良は発生せず、ストレスフリーなブローバックが体感できる。
第3位
タナカ
SIG P228 M11
EVO2フレームヘビーウエイト
SIGの傑作コンパクトハンドガンを
モデルガンで初再現
タナカのP226 EVO2フレームヘビーウエイトシリーズの人気を受けて、P226のコンパクトタイプであるP228がモデルガンとして初めて再現された。3位にランクインしたこのモデルは、アメリカの制式軍用拳銃がM9に決定したあと、まだ残っていた.38口径リボルバーを置き換える形でM11として制式採用されたモデルを再現している。スライドは粗めのサンドブラストにより実銃のざらつきある焼き付けコーティングを再現されている。
第2位
KSC
M93Rオート9モデルガン
ヘビーウエイト
あの映画のように連射できる!
フルオートと3バースト仕様の貴重なモデル
エアガンのハンドガン部門で7位に入賞したオート9のモデルガンバージョン。オート9はプロップガンとしてはかなり有名だが、リアル志向の強いモデルガンで架空銃のプロップガンがモデル化されるのは珍しい。KSCはM93Rのモデルガンをリリースしており、それがベースとなっている。外観はガスブローバックモデル同様、ロングスタビライザーや巨大なリアサイト、延長されたグリップなどリアルに再現。セレクターはセミオートと3バーストの切り替えが可能だが、中立位置ではフルオートにもなる。フルオート連射できる発火式モデルガンが少ないので、このモデルは非常に貴重な存在だ。ぜひともバンバン発火させて楽しみたい。
第1位
タナカ
デザートイーグル.50AE
ヘビーウエイトモデルガン
発火式モデルガンの醍醐味が存分に味わえる
撃てば誰もが欲しくなってしまう傑作
発火式モデルガンを撃った時のキャップ火薬の匂い、発火音、リコイルショック……どれを取ってもガスブローバックガンでは決して味わえないものだ。そんな発火式モデルガンの楽しみを存分に体感させてくれるのが、タナカのデザートイーグル.50AEヘビーウエイトモデルガンだ。専用に開発された自社初の7mmキャップ火薬仕様のアルミ製アルマイト仕上げカートリッジを採用。フレームやスライドにはヘビーウエイト樹脂、バレルには耐衝撃性・耐候性に優れる強化樹脂が使われている。撃つと発火と同時に巨大なスライドがフルストロークで勢いよくブローバックする。その様子は圧巻の一言だ。モデルガンマニア以外からも注目を集めた1挺だ。
2020年のトイガン人気大賞はこのような結果となった。第6位以下のトイガンについては月刊アームズマガジン2021年4月号に掲載されているので、そちらもぜひご覧いただきたい。またライフル部門、モデルガン部門のランキング記事も掲載されるので、そちらも要チェックだ。
この記事は月刊アームズマガジン2021年4月号 P.84~85より抜粋・再編集したものです。