2020/11/05
E&C「HK416A5 電動ガン デザートカラー」製品レビュー
HK416の最新版を電動ガンで再現
現代を代表する特殊部隊向けアサルトライフルといえばヘッケラー&コックのHK416だろう。もともとはアメリカ陸軍特殊部隊デルタフォースなどの要望から開発がスタートし、今ではデルタフォースやネイビーシールズなどのアメリカ軍特殊部隊以外にもイギリスの陸軍特殊部隊SASなどでも採用されている。そんな特殊部隊御用達のHK416の最新版がHK416A5だ。
基本的な構造な生かしつつ、内蔵式フリップアップ・フロントサイトが追加されたハンドガード、着脱式リアサイト、マガジンキャッチなどのコントロールレバー類がアンビ化されたことで操作性が向上しており、ドイツ軍ではG38の名称が与えられて試験配備されている。このHK416の最新版をE&Cは電動ガンで再現した。
実銃の特徴であるアンビコントロールレバー類はすべてライブで作動。フロント/リアサイトともに実銃同様に可動する。バレル長はCQB-Rに相当する10.5インチ仕様。HK416A5特有のバトルグリップやスリムラインストックがリアルに再現されている。
アンビタイプのマガジンキャッチ、レシーバーと同色のアンビセレクターレバーはライブ。マガジンキャッチ上部のレバーはボルトキャッチだ
ハンドガード上面に内蔵されたフリップアップ式フロントサイト。フロントサイトポストは実銃と同じく微調整できない
HK416から継承されたクワッド(4面)レールハンドガード。M-LOK仕様のハンドガードが全盛の中、かなりゴツく見える
長さ10.5インチのアウターバレルにはバードケージタイプのフラッシュハイダーが付いている
HK416特有のボリューミーなE1ストックに比べてスリムになったストック。バッテリーはバッファーチューブ内に収納する
メカボックスはオーソドックスなバージョン2タイプを採用。マガジンはUSGIマガジンとは形状が異なるHKタイプの連射マガジンが標準装備されている。色は実銃と同じデザートカラーと、精悍な雰囲気を漂わせるオールブラックがある。サバイバルゲームはもちろんコレクションにも最適な1挺だ。
DATA
- 全長:710mm/795mm(ストック伸長時)
- 重量:2,945g
- 装弾数:300発
- 価格:オープン
- お問い合わせ先:キンワ
e-mail:sales@kinwa-co.jp
TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2020年12月号 P.86より抜粋・再編集したものです。