2020/09/05
CYMA「AKMN電動ガン リアルウッド」製品レビュー
AKシリーズの中核をなすベーシックモデルが登場
※実射シーンとインプレッションはこちらの動画をご覧ください。
AKシリーズは大きく分けてAK47、AKM、AK74の3種類になる。特にAKMは冷戦時代に大量に作られ世界中にバラ撒かれたモデルだ。スチールプレス製レシーバーを採用し、撃ちやすくするために直銃床に変更したことが大きな特徴だろう。
実銃では数の多いAKMだがトイガンとなるとこれが意外と少ない。どちらかといえば初期型のAK47と現行型のAK74ばかりが発売されてきて、中間にあるAKMは目にする機会が少なかった。今回紹介するこのモデルはAKMを忠実に再現している。まず目を引くのがストックとハンドガードだ。実銃同様木製なので使い込めばさらに味が出るだろう。本体もプレス製のレシーバーを上手く再現しており、よりリアルになった印象だ。
合板の感じが上手く再現されたハンドガードは木製で中央部が膨らんでいるのもAKMの特徴だ
ストックも木製で感触もいい。バットプレートはビス留めでバッテリーを収納するにはプラスドライバーが必要になる
反動を抑えるために斜めにカットするという合理的な造りのフラッシュハイダーが装備されている
リアサイトは上下に調整できるタイプだ。金属製でラフに扱っても照準がズレる心配はない
内部メカはバージョン3タイプのメカボックスを採用。各種スタンダード電動ガンAK用アクセサリーの多くが使えるので汎用性も高い。オーソドックスなAKはあまり注目されないがCYMAのAKMNは傑作銃だと断言できる1挺だ。
DATA
- 全長:915mm
- 重量:3,300g
- 装弾数:600発
- 価格:¥37,800
- お問い合わせ先:UFC
e-mail:wholesale@ufc-web.com
TEXT:IRON SIGHT/アームズマガジンウェブ編集部
PHOTO:須田壱(スタジオゼット)
MODEL:青宮鑑
HAIR&MAKE UP:西田聡子
撮影協力:バトルシティ
この記事は月刊アームズマガジン2020年10月号 P.86より抜粋・再編集したものです。