エアガン
2020/05/10
KSC「ガスブローバックガンCz75 2nd ホーグカスタム ヘビーウエイト」製品レビュー
90年代テイストでカスタムされたチェコの名銃
王道のコンバットカスタム
チェコスロバキアが1975年に外貨獲得のために輸出用に開発したCz75。日本のガンマンマニアにも人気が高く、さまざまなメーカーでモデルアップされてきた。その中でもダントツの再現力と作動性をもつのがKSCのCz75だ。
特にKSCのCz75の凄さが現れているのはフレームがスライドを包み込む構造にも関わらずスライドの動きが滑らかなことだ。このCz75をベースにKSCは80年代から90年代の要素が詰まったカスタムを構築。当時よくベースに使われていた2ndモデルのスライドにCz75唯一の欠点と言われた視認性の低いサイトをノバックサイトに交換した。
リアサイトは90年代を席巻したノバックサイトが取り付けられ、ハンマーは総切削のリングハンマーだ
スライドとフレームの正確な刻印はさすがKSCと思わせる綺麗さだ
また、グリップは米国HOGUE製フィンガーチャンネル・ラバーグリップとコンバットハンドガンの要素を強く打ち出している。まさにプロが愛する1挺といった玄人好みのトイガンとなっている。
ホーグのワンピースラバーグリップが実用性を重視したモデルであることを表している
DATA
- 全長:206mm
- 全高:143mm
- 全幅:34mm
- 重量:805g
- 装弾数:23発
- 価格:¥29,500
- お問い合わせ先:KSC
TEXT:IRON SIGHT/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2020年6月号 P.91より抜粋・再編集したものです。