2020/04/08
KRYTAC「TRIDENT MK2 SDP」製品レビュー
シリーズ最強ともいわれるモデルがMk2に進化!
※実射シーンとインプレッションはこちらの動画をご覧ください。
コンパクトでもしっかりKRYTAC
最近はピストルキャリパーカービンが隆盛を極めていることもあって、コンパクトなカービンが市場を席巻している。とはいえ、エアガンではどれも口径は一緒であるので、よりマガジンが大きいアサルトライフルタイプのほうが有利な場面が多いだろう。
このSDPはまさにそうしたラインを狙ったモデルといえる。コンパクトな全長と、それをさらに活かす伸縮ストック。それでいてSTANAGマガジンを使用するレシーバーは、驚異的な取り回しとファイアパワーを両立しているのである。
サバゲウェポンの理想型!?
コンパクトなピストルキャリパーカービンに迫る取り回し性能とSTANAGマガジンによる高いファイアパワーを誇るSDPは、サバイバルゲームに最適なモデルといえよう。
このモデルはバッテリーコンパートメントがさらに使いやすくなっているのもポイントだ。アイアンサイトはオミットされているものの、光学機器等の搭載を前提としているので問題はないだろう。
獰猛な印象のマズルまわり。フラッシュハイダーは配されていないので、サプレッサー等の取り付けはできない。それだけコンパクトさにこだわっているのだ
トリガーはストレートタイプである。特にセミオートの際に非常に扱いやすいデザインで、昨今のサバゲ事情に即したデザインといえる
ストックは2段階。短縮状態と伸張状態である。割り切った使用だが、コンパクトながらも肩付け感の良いバットプレートが好感触だ
いわゆるバッファーチューブのポジションにあるバッテリーコンパートメント。旧型では6角レンチが必要だったが、このMK2では工具なしでアクセスが可能になった
過去にクライタックオーナーズミーティングで行なわれた最強決定戦において、その座を射止めたモデルはSDPであった。コンパクトながらもしっかりとしたストック、そして取り回し性能は、シリーズ随一のサバゲウェポンといえるだろう。
DATA
- 全長:478mm/565mm(ストック展開時)
- 重量:2,660g
- 装弾数:150発
- 価格:¥51,800(2020年4月末発売予定)
- お問い合わせ先:ライラクス
TEXT:モロ☆
PHOTO:須田壱(スタジオゼット)
MODEL:星守紗凪
HAIR&MAKE UP:伊達美紀
撮影協力:ユニオンベース
この記事は月刊アームズマガジン2020年5月号 P.78より抜粋・再編集したものです。