2019/11/13
エンド・オブ・ステイツ【一番星の中の人による新作映画紹介】
「月刊アームズマガジン」編集部のsakayaがおくる『一番星の中の人による新作映画紹介』 。アームズ本誌でもシネマコーナーを担当している編集部イチの映画好きが不定期となるが気になる新作映画を紹介していく本コーナー。今回は『エンド・オブ・ステイツ』をご紹介!
今回紹介するのは、首都を空爆するAC130ガンシップと北の特殊部隊に制圧されたホワイトハウスから大統領を救出したり、テロリストの策略で訪英中にピンチに陥った大統領を救い出してきた筋肉王様シークレットサービスのマイク・バニング(ジェラルド・バトラー)が主人公の最新作さ。
大統領を2度も死地から救ったバニング警護官だったが、長年の激務によって彼の身体はすでにボロボロだった。それでも、古い友人が主宰する民間軍事会社サリエントの訓練施設で演習するなど、まだまだ気持ちは現役。特殊部隊ばりの装備をしたPMCを相手にひとりで無双する様はやっぱりレオニダス王を彷彿とさせるよな。
物語は、休暇中の大統領が湖で釣りを楽しんでいるところをドローンの大軍が空襲することで急変。警護のシークレットサービスが次々とドローンの自爆で壊滅していくなか、バニングはなんとか大統領だけは守ろうとする。だが、事件後にかけつけたFBIが、まるでバニングが犯人かのような証拠をいくつも見つけ、彼は全米の法執行機関に追われることに。味方であるはずの警官たちに銃を向けられても、彼の愛国心と忠誠心は揺るがない! たったひとりでも真犯人を倒すべく立ち向かっていく…。
安心鉄板のストーリーだから、前作までを知らなくても問題ない。登場する銃器も、Trijicon ON TrijiconがライドオンしたLMT LM8MWSやらと、なかなかに銭がかかっている。事が大統領の命に係わる案件だから、シークレットサービスだけでなく、市警や州警のSWATやマーシャルも集まる。彼らの装備にも注目したい。細かいところでは、バニングがLAG Tacticalのカイデックス製マガジンポーチを装備していたりもする。
銃や装備に着目しつつも、『エンド・オブ・ステイツ』は11月15日(金)より新宿バルト9他全国でロードショーされる。ぜひとも劇場であの筋肉に興奮しようじゃないか!
DATA
- CAST:ジェラルド・バトラー、モーガン・フリーマン、ジェイダ・ピンケット=スミス、ニック・ノルティ ほか
- 監督:リック・ローマン・ウォー
- 脚本:ロバート・マーク・ケイメン
- 2019年アメリカ作品
- 配給:クロックワークス
©2019 Fallen Productions, Inc.
[プロフィール]
sakaya(酒屋)
かつてはサバゲ番長、現在はサバゲ野郎一番星のなかのひと。
アームズ編集部でも無類のナイロン好き。
業界で一等輝く一番星になる日を夢見て、西へ東へ。