2019/09/12
タナカ「S&W Jフレームリボルバーシリーズ」【COMPACT HANDGUN PICKUP】
【特集:コンパクトハンドガン・ピックアップ】
手のひらサイズのハンドガンを侮るなかれ! 今回はエアガンで再現されているコンパクトリボルバーをご紹介しよう。
TANAKA
SMITH & WESSON J FRAME REVOLVER SERIES
唯一無二のコンパクトリボルバー
リボルバーのコンパクトモデルといえばM36チーフスペシャルに代表されるスミス&ウェッソンのJフレームリボルバーだろう。タナカはこのJフレームリボルバーをペガサス式ガスガンで再現。メカニズムのリアルさに加えて最新のバージョン2ではバレルやフレームの刻印を見直すことでリアリティーがさらにアップ。今まで以上の軽快かつスムーズなシリンダー動作を実現し、命中精度も大幅に向上。ラインアップも豊富で、従来の.38スペシャル弾仕様に加えて.357マグナム弾が発射できるM360シリーズをトイガンで初めて再現した。タナカのJフレームリボルバーはガスリボルバーのマスターピースだ。
M36 CHIEF SPECIAL HW Ver.2
Jフレームリボルバーの原点がこのM36チーフスペシャルだ。サービスサイズのグリップ内にはウエイトが追加されている。
シリンダー内にガスタンクと放出バルブ、さらにマガジンを内蔵するペガサス式リボルバー。実銃では装弾数5発だが、タナカは10発となっている
DATA
- 全長:160mm
- 重量:485g
- 装弾数:10発
- 価格:¥21,500
M38 BODY GUARD AIRWEIGHT J-POLICE HW
日本警察のごく一部の部署で限定的に配備されたというM38ボディーガードを再現。フレーム右側のサイドプレートにはAirweightの文字とS&Wのトレードマークがレーザー彫刻で刻まれている。
DATA
- 全長:160mm
- 重量:450g
- 装弾数:10発
- 価格:¥24,800
M442 CENTENNIAL HW
1952年に登場したセンチニアルは、1957年からスチールフレーム仕様の名称がM40に、合金フレーム仕様(エアウエイト)の名称がM42となった。M442は1993年に登場したM40のエアウエイト版であるM42の現代版。
DATA
- 全長:160mm
- 重量:450g
- 装弾数:10発
- 価格:¥24,800
M60 PERFORMANCE CENTER 2inch FLAT SIDE STAINLESS Ver.2
2インチのフラットサイドバレルとレッドインサート入りフロントサイトが特徴のパフォーマンスセンターのカスタム。
DATA
- 全長:160mm
- 重量:320g
- 装弾数:10発
- 価格:¥22,500
M360J“SAKURA” HW
日本警察に制式採用されているM360J「サクラ」。6桁の警察管理番号、製造元を示すNMBの刻印、ランヤードリングとフィンガーレストのあるグリップもしっかり再現。
DATA
- 全長:163mm
- 重量:470g
- 装弾数:10発
- 価格:¥28,500
M&P 360 .357MAGNUM
M&P(ミリタリー&ポリス)のブランドを冠したM360を再現。実銃の質感を再現するため、表面仕上げにはセラコートを導入。トリガーとハンマーはケースハードン色仕上げ。
M36チーフスペシャル(写真上)とM&P 360(M360)を比較。バレル長、グリップサイズ、装弾数は同じだが、M360は.357マグナム弾仕様のためフレームやシリンダーがやや大きくなっているのがわかる
DATA
- 全長:163mm
- 重量:400g
- 装弾数:10発
- 価格:¥29,800
- お問い合わせ先:タナカ
TEXT:毛野ブースカ
PHOTO:須田 壱
MODEL:青宮 鑑
HAIR&MAKE UP:西田聡子
この記事は月刊アームズマガジン2019年10月号 P.78~79より抜粋・再編集したものです。