2019/08/14
気軽にフィールドを知る機会を創出したい!
ある家族の「サバゲフィールドをもっと気軽に知る機会はないか」の相談から始まった。玩具をメインに銃を使わないサバゲ体験「ベイサバ」の第2回が主催のモエガミのもと、サバイバルゲームフィールドBravePoint埼玉上福岡店で開催された。サバゲーマーもコスプレイヤーも子供も一緒に楽しめる異色のイベントについて紹介したい。
主催は筆者・モエガミ。お子様連れの家族のためにひと肌脱ぐぞ!(装備を脱ぐとは言ってない)
日時:6月29日
開催地:BravePoint埼玉上福岡店
参加人数:50名
主催:モエガミ
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今年も盛況のベイサバ!!
サバゲフィールドをもっと気軽に体験と、銃を使わずにサバゲのイロハを体感することができるイベント「ベイサバ」が今年もやってきた。参加者はサバゲーマーから、普段サバゲをしないコスプレイヤー、子供を含めた家族などさまざまだ。わざわざ岡山県から参加する猛者もいた。
アーマー姿だったり、トレーナ姿だったり……
岡山から参加!?普段のサバゲ装備
玩具がメインになるため子供も気軽に参加
主催と趣旨に賛同したイベントを支えるメンバーによる趣向を凝らしたゲーム内容は、サバゲーマーの間でも人気となっているベイブレードというコマを使って行なわれる。フィールド中には、コマを回すためのスタジアムがあらゆるところに置かれ、参加者は赤黄のチームに分かれ、各スタジアムの横にある赤色、黄色のコップの色を自らのチームの色に変えるため、1ゲーム15分間、カウンター復活戦のルールの中でコマによるバトルを行なう。
あらゆるところにスタジアムが設置され、赤黄のテープが巻かれたコップが置かれている
トーナメントも開催。トロフィーやメダルも本格的!! ガスガンもプレゼントされていた!!
サバゲでいえば陣地の色を変えるのはドミネーションと呼ばれ、特殊なゲームルールとして遊ばれている。使う道具は異なるが、時間も含めて参加者はサバゲの疑似体験をすることになる。
会場いっぱいの参加者
最終的には50名の参加者となり、会場はいっぱいとなっていた。フィールド内では、参加者たちの動く音と止まることのない声が1日中鳴り響いていた。冷房がついているにもかかわらず、室内の温度は参加者の熱気により高い状態で、水分を随時とらなければならないほど。昨年は興奮し過ぎて倒れた人も出たということもあり、ゲームの合間の休憩を促すアナウンスが印象的であった。参加をした人にしかわからない不思議な面白さがこのイベントにある。
マスクをつけて、互いにスタンバイ!
コスプレイヤーも参加しておもいっきり遊ぶ
イベントが終わる頃には、撃ち合うサバゲをしたことがない参加者たちから「次は、撃ち合うサバゲもやってみたい」、「おすすめのエアガンなどありますか」、「初心者が参加できるイベントはありますか」などの質問が出ていた。サバゲが趣味のお父さんも子供と一緒に参加をしていたが「自分が好きなサバゲフィールドで子供と一緒に遊べるのが何より楽しい」とのことだった。
普段はなかなか入れないサバゲフィールドも家族と一緒に楽しめる♪
サバゲの未来をどのようにしていくのか、やり方はひとつではない。「楽しい場を創る」ということを大切にしていろいろな方法を試していくことが未来に繋がると私は思う。
ベイサバは来年も開催予定だ。また遊ぼう!!
TEXT:モエガミ
この記事は月刊アームズマガジン2019年9月号 P.235より抜粋・再編集したものです。