装備

2026/05/18

フィールドを駆ける! サバイバルゲームの装備を研究しよう!!「悪を統べる者」

 

SURVIVAL GAMERS LABORATORY

 

 

悪を統べる者

 

 サバゲーマーを取材し、注目の装備を研究するコーナー「サバゲーマーラボラトリー」。今回ピックアップするサバゲーマーは、骸骨サバゲーマー Sasugo。

 

 関西を中心に活動する骸骨サバゲーマー&創作骸骨コスプレイヤーにして、レイヤー、スチームパンカー、サバゲーマーなどが悪役をテーマに創作する団体「悪役連合」の代表でもある。本誌ライターとしても多くのサバイバルゲームイベントを取材し、自身もイベントを主催するなどマルチに活躍をしている。

 

 活動10周年を迎えた彼のそんな装備を研究し、その魅力を今回はお伝えしていこう。

 

SURVIVAL GAMER:骸骨サバゲーマー Sasugo

 

 

 

この姿でゲームにも参加するが、普通のサバゲーマーと変わらないスムーズな動きをするため、見た目の怖さと相まって敵に恐怖を与えるプレイヤーでもある

 

 

CONCEPT:悪の総統

 

 見た人に強烈な印象を与える彼のスタイリングのテーマは「悪の総統」。大日本帝国陸軍やドイツ軍、ロシア軍の軍服や礼装の服飾に着目し、個性的なスカルマスクにマッチするように、それらの要素を足して三で割ったように掛け合わせたデザインを自ら行い、さまざまなクリエイターの協力を経て作られた架空の軍装になっている。
 衣服は、軍服を中心にオーダーメイドで製作している止水工坊(X ID:@sisuiR)が手掛け、サバゲイベントのみで着用するマントはズレ落ちないようにボタンで固定できるようになっている。ゲーム時はヒット判定に支障がないようにマントを外して参加するため、マントがない状態の機能美も考えられたデザインになっている。
 首元や軍帽につくオリジナルワッペンは、彼がデザインしたものをAlicegear (X ID:@DaisukiAG2014) が製作および刺繍している。

 

 

 

骸骨サバゲーマー Sasugoとしての幅広い活動に合わせて「洗える軍服」として生地の選定からこだわり、彼自身がデザインしたイラストから忠実に再現したものとなっている

 


 

GUN&EQUIPMENT

 

 

 Sasugoの手にしているアサルトライフル「SK47 SpecⅡ」は骸骨閣下専用突撃銃となるライフルとして東京マルイの次世代電動ガンAK47とAKストームを組み合わせた本体に、それにマッチした個性的なパーツが装着されている。ゲームで実際に使用することを前提に、RaccoonDog(X ID:@Raccoondog32)によってライトチューニングが施されている。

 

SK47 SpecⅡ

 

 

 木製アッパーハンドガードとストックは、ウッドパーツ制作工房aohate custom(X ID:@aohatecustom)にオーダーメイド。サスゴ自身がデザインしたアッパーハンドガード上面の髑髏をイメージしたレリーフは、ハンドガードを包み込むように握った際に、目のくぼみに親指がかかるように機能性も確保されている。カービングが施されたレザー製チークパッドが装着されたスケルトンストックは、構えた際に違和感がないように体格に合わせて少し短くし、マスクとの緩衝を避けるために下方向にオフセットしてある。

 

 

AKストームの特徴的なロアハンドガードとマグウェルは、トイガンショップLIBERATOR(X ID:@liberator8127)によってセラコート処理が施されている。個性的な木製パーツとのコントラストが際立つ

 

AK74のベークライトグリップを意識してAK47のプラグリップにレーザーで滑り止めを施工。それをFUBARWORKS(X ID:@FUBARWORKS)がベークライト調に塗装したこだわりのグリップだ。

 

マガジンは、ベークライト調に塗装した次世代電動ガンAK74MN用マガジンを次世代電動ガンAK47に使えるようにカスタム。両銃のマガジンはノーマル状態では共有できないが、マガジン上部を加工することで共用可能にしている。

 

 

CHAOS・KEY -カオス・キー

 

 

 KJ WORKSのルガーMK1 22ターゲットピストルSILENT EVOをベースに、ハンドガンクリエイターであるYuri custom works(X ID:@YuriCustomWorks)が「骸骨閣下専用の銃」として製作したカスタムガンだ。持ち主のスタイリングにマッチするカスタムが施された外観で特に目を引くのがヨーロピアンエングレービング。これは彫刻職人として著名な井浦勝雄が手掛けたものである。

 

 

 

新城技術工房銃剣

 

撮影会などで装着するファンタジー作品を彷彿とさせる銃剣は、新城技術工房(X ID:@ShinnjouEi)が製作。Sasugoの世界観を演出する小物に対しても妥協が一切ない

 

 

スカルマスク

 

 

 Sasugoを象徴する特徴的なスカルマスクは、特撮作品やバラエティ番組などで制作実績のあるマスククリエイターBellworkshop(X ID:@Bellworkshop)が手掛けており、長年にわたって培われた特殊造形の技術によってFRPで製作されたオリジナルマスクだ。フィールドのレギュレーションに沿うように可動箇所がないサバゲ用(写真左)、イベントや撮影会において表現の幅を持たせるべくアゴ部分が可動して口が開くイベント用(写真中央)、ライフルを構えた際のマスクのアゴがストックに干渉しないようアゴ部分が削られたシューティング用(写真右)の3種類が存在する。

 

シューティング用は、AR系ストックもスムーズに構えられる。特撮のキャラクターのように三種類のマスクを状況に応じて使い分けることで、オリジナル装備の世界観を演出している

 

 

 

 

グローブ

 

Mechanix Wear (X ID:@Mechanix_JP)のM-Pact3タクティカルグローブは、手の形に合せて成形されたサーマルプラスチックラバー (TPR) は衝撃保護性能に優れており見た目と実用性を兼ね備えたグローブだ

 

 

ブーツ

 

イギリスのシューズブランドDr. Martens (X ID:@drmartens_japan)の1B60 BEX 20ホールブーツは、軍靴のようなデザインとマーチンソールの履き心地のよさを両立したスタイリッシュなブーツである

 

 

ショルダーアーマー&ベルトキット

 

 

 ショルダーアーマーとベルトキットは皮革製のオーダーメイド品。これらはハンドメイドレザークラフターのFUBARWORKS(X ID:@FUBARWORKS)によるものだ。ホルスターはCHAOS・KEYに合わせて制作、マガジンポーチもドイツ軍の弾倉を彷彿とさせるものになっている。特撮の怪人のような左手の革製手甲は、ハンドメイド創作ユニットGimmiClock (X ID:@gimmiclock)によるものだ。

 

 

 


 

 創作系スタイリングは、どのようなジャンルであっても細部まで設定にこだわり、既成品やオーダーメイド品を駆使してそれをカタチにする知識と努力が求められる。そういった意味では骸骨サバゲーマーSasugoは、自身が求めるスタイリングに合致するように細心の注意を払ってセットアップしている。その探求心は、著者を含め装備好きユーザーの参考になるだろう。
 「骸骨サバゲーマーSasugoは、2026年4月15日で活動10周年! サバゲの魅力を発信したり自身でもイベントを開催するなどここまで活動を続けてこられたのも、皆様の声援あってのことだと感じております! ありがとうございます! これからも応援のほどよろしくお願いします!」

 

 今後も個性的なスタイリングのユーザーをご紹介していくのでお楽しみに!

 

 

TEXT:Ghost(Ghost in the Dark)
MODEL:骸骨サバゲーマー Sasugo (X ID:@Sasugo_3
PHOTO:Chloe (X ID:@UnitedChloe)
SPECIAL THANKS:
 C.Q.B GHOST福崎店(X ID:@CQB_GHOST
 兵庫県神崎郡福崎町福崎新267-1

 

この記事は月刊アームズマガジン2026年6月号に掲載されたものです。

 

※当サイトで掲示している情報、文章、及び画像等の著作権は、当社及び権利を持つ情報提供者に帰属します。無断転載・複製などは著作権法違反(複製権、公衆送信権の侵害)に当たり、法令により罰せられることがございますので、ご遠慮いただきますようお願い申し上げます。

Twitter

RELATED NEWS 関連記事

×
×