装備

2025/07/14

ガン&イクイップメント セットアップガイド ~ハンドガンを扱うためのベルト装備を固めよう~

 

ハンドガンを扱うためのベルト装備を固めよう

 

CQBにおけるハンドガンで重要なのが銃と腰回り装備(ベルト、ホルスター、マガジンポーチ)のセットアップだ。ここではハンドガンに欠かせない腰回り装備と、ハンドガンのセットアップ例を紹介する。

 

ホルスターとマガジンポーチのセットアップ

 

ベルトマウントタイプ

 

ベルトマウントタイプ

 

 ガンベルトをパンツのベルトループに直接通してホルスターを装着するベルトマウントタイプ。写真はコンシールドキャリースタイルで、利き腕側にホルスター、利き腕とは反対側にマガジンポーチを装着。基本的に致死性のあるもの(銃、ナイフ)は利き腕側、非致死性のもの(スペアマガジン、催涙スプレー、フラッシュライト)は利き腕とは反対側に装着する。

 

ベルトマウントタイプ
ベルトマウントタイプを正面から見たところ。ストレートカントのOWBホルスターの場合、右利きなら3時方向(ほぼ右真横)、10カントのOWBホルスターの場合、4時方向に装着する。マガジンポーチも同様に9時方向(ほぼ左真横)に装着する。こうすることで上着を着用した場合に、相手から見えない

 

ベルトマウントタイプ
右側から見たところ。ホルスターがほぼ真横に装着し、銃口が前方を向くフォワードカウントの場合は真横より前に装着する

 

ベルトマウントタイプ
左側から見たところ。マガジンポーチの装着位置は裏面のベルトループ(アタッチメント)の種類やパンツのベルトループによって微調整が必要

 

ベルトキットタイプ

 

ベルトキットタイプ

 

 ベルトパッド(もしくはデューティーベルト)を利用してホルスターを装着するベルトキットタイプ。利き腕側にホルスターとメディカルポーチ、中央付近にダンプポーチ、利き腕とは反対側にハンドガン用マガジンポーチ、ライフル用マガジンポーチを装着する。

 

ベルトキットタイプ
右側から見たところ。プレートキャリアを着用してもドロウしやすいようにベルトループはミッドライドポジションをチョイス。ベルトループにレッグストラップを装着することでホルスターの位置を安定させている

 

ベルトキットタイプ
ピストルマガジン2本とライフルマガジン1本を携行するのが基本だ。ライフル用マガジンポーチの後ろにフラッシュライトポーチ、さらにその後ろにダンプポーチを装着。ダンプポーチは芯が入った大型の開口部、軽量化と水抜けを考慮したメッシュ素材の組み合わせたものを選びたい

 

ベルトキットタイプ
ホルスターの後方には止血帯とメディックポーチを装着する。メディックポーチに止血帯を固定する方法もある。これらはあくまでもリアル志向のセットアップなので、サバイバルゲームオンリーなら装着しないほうが動きやすい

 

 

ガンのセットアップ

 

ガンのセットアップ
PHOTO:SHIN(写真は実銃)

 

 最新のコンバットハンドガンはウェポンマウントライトとマイクロドットサイトの装着がデフォルトになりつつある。マイクロドットサイトはオープンタイプ(写真左)とエンクローズドタイプ(写真右)があり、耐久性と広視界を両立したエンクローズドタイプが使われることが多い。

 

ガンのセットアップ
PHOTO:SHIN(写真は実銃)

 

 ウェポンマウントライト、マイクロドットサイトに加えてマズルにネジが切られたスレッデッドバレルを用いてサイレンサーを装着することも多い。エアガンの場合はブローバック作動に影響が少ないショートリコイルをオミットした固定式のアウターバレルを用いることをお薦めする。

 


 

TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2025年7月号に掲載されたものです。

 

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