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2025/04/29

“R-model”にニッケルメッキモデルが登場「タナカ コルト ディテクティブスペシャル2インチ “R-model”ニッケルフィニッシュモデルガン」

 

クラシカルなスタイルに似合うニッケルメッキ

 

タナカ コルト ディテクティブスペシャル2インチ “R-model”ニッケルフィニッシュモデルガン

 

 ステンレススチールやセラコートなどのコーティング素材などがなかった時代はニッケルメッキが防錆対策の主流だった。ニッケルメッキは実用性だけではなく艶やかな色合いは高級感が漂うことから、市販モデル以外にエングレービングが施されたカスタムモデルにも多用された。そんなニッケルメッキ仕様のコルトディテクティブスペシャルがタナカからリリースされる。

 

タナカ コルト ディテクティブスペシャル2インチ “R-model”ニッケルフィニッシュモデルガン

 

 実銃のディテクティブスペシャルはコルトのダブルアクションリボルバーの中でもポリスポジティブのバリエーションとして1927年に登場した。2インチバレルに.38スペシャル弾を6発装填でき、ディテクティブ(探偵)という名称だが私服警官にも広く使用された。
 タナカのこのモデルは再現性、耐久性、作動性を向上した最新の“R-model”をベースに再現。従来品で指摘されたトリガーの動きとシリンダーの回転とのタイミングが変化する「シリンダーロックアップ問題」を、スチールプレス製とダイキャストの2ピース構造を導入したリバウンドレバーの採用により解消。長期にわたってタイミングのズレを防止している。内部パーツのフィッティングも見直され作動性が向上している。ディテールはシュラウドレスの2インチテーパーバレルとロングフレームが特徴の1946年以降の2ndタイプをチョイス。

 

 

タナカ コルト ディテクティブスペシャル2インチ “R-model”ニッケルフィニッシュモデルガン
クラシカルなスタイルの長さ2インチのバレル左側には「DETECTIVE SPEC.」と仕様弾の刻印が施されている

 

タナカ コルト ディテクティブスペシャル2インチ “R-model”ニッケルフィニッシュモデルガン
ライバルであるS&W M36よりも装弾数が1発多く、ディテクティブスペシャルのアドバンテージとなった

 

タナカ コルト ディテクティブスペシャル2インチ “R-model”ニッケルフィニッシュモデルガン
ランプドタイプのフロントサイト背面(リアサイト側)には反射防止のためのセレーションが施されている

 

タナカ コルト ディテクティブスペシャル2インチ “R-model”ニッケルフィニッシュモデルガン
フロントサイトに加えてフレーム上面にも反射防止のセレーションが施されている

 

タナカ コルト ディテクティブスペシャル2インチ “R-model”ニッケルフィニッシュモデルガン
フレーム左側にサイドプレートがあるのがコルト製リボルバーの特徴。グリップ近くにランパントコルトがモールドされている

 

タナカ コルト ディテクティブスペシャル2インチ “R-model”ニッケルフィニッシュモデルガン
ヘビーウエイトモデルとは異なりトリガー前面にグルーブがないスムーズタイプがチョイスされている

 

タナカ コルト ディテクティブスペシャル2インチ “R-model”ニッケルフィニッシュモデルガン
ハンマーのスパーは携帯性を重視したナロータイプが装着されている

 

タナカ コルト ディテクティブスペシャル2インチ “R-model”ニッケルフィニッシュモデルガン
フレーム内のウエイトに加えてサービスサイズグリップの内側にもウエイトを追加。大幅な重量増を実現している

 

 鏡面状の眩いニッケルメッキはオールドスクールなディテクティブスペシャルのフォルムにベストマッチしている。サービスサイズのグリップにはプレス製のウエイトが追加されたことで重量感もアップ。コルトのリボルバー好きには堪らない1挺となっている。

 

タナカ コルト ディテクティブスペシャル2インチ “R-model”ニッケルフィニッシュモデルガン

 

*写真は試作品です。実際の製品とは異なる場合があります


 

タナカ
コルト ディテクティブスペシャル2インチ “R-model”ニッケルフィニッシュモデルガン

 

DATA

  • 全長:175mm
  • 全高:120mm
  • 全幅:35mm
  • 重量:410g(カートリッジ含む)
  • 装弾数:6発
  • 価格:¥41,580(発売時期:2025年5月中頃予定)
  • お問い合わせ先:タナカ

 

※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

 

TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2025年6月号に掲載されたものです。

 

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