エアガン

2025/01/29

三つ折り構造の画期的な電動ガンに新バリエーション「G&Gアーマメント FAR556 電動ガン」

 

フォールディング機能搭載電動ガンに5.56mm仕様が登場

 

 バレル/ハンドガードとストックが折り畳める画期的な三つ折り構造を採用したFAR9に続いて5.56mm×45弾仕様のFAR556が登場した。

 

G&Gアーマメント FAR556 電動ガン

 

 CM16シリーズやARP556 3.0と同じ強化樹脂製アッパー/ロアレシーバーをベースに、FAR9と同様ロックレバーを引くことでワンアクションでバレル/ハンドガードが折り畳める機能を搭載。ストックはFAR9やARP556 3.0などに採用されている最新のフォールディングストックが装着されている。

 

G&Gアーマメント FAR556 電動ガン
ハンドガード左側には引きやすいようにタブが追加されたロックレバーが備わっている

 

G&Gアーマメント FAR556 電動ガン
バレル/ハンドガードを折り畳むにはマガジンを外してロックレバーをレシーバー側に引っ張る

 

G&Gアーマメント FAR556 電動ガン
ロックレバーをしっかり最後まで引くとインナーバレルが引っ込んでアウターバレルに固定される。その状態でバレル/ハンドガードを右側に折る

 

G&Gアーマメント FAR556 電動ガン
折り畳んだバレル/ハンドガードはレシーバー右側で固定される

 

G&Gアーマメント FAR556 電動ガン
フォアアームとフォールディングストックをどちらも折り畳んだところ。かなりコンパクトになるのがわかる

 

 三つ折りできる構造なのでフロント部分の剛性がしっかり確保されているか不安だったが、実際に手にしてみるとその心配は杞憂に終わった。ロックレバーを解除すると抵抗なく折り畳めるのにロックをかけるとがっちり固定される。ハンドガードを強く握ってもガタツキやブレは一切発生しない。もちろんフォールディングストックもしっかり固定され、従来のPDWストックに比べてしっかり肩付けできる。それでいながらバレル/ハンドガードとストックを折り畳むとバックパックに収まってしまうほどコンパクトになる。G&Gアーマメントの高い技術力がなせる業だ。重量も軽くコンパクトで取り回しやすい。

 

 

G&Gアーマメント FAR556 電動ガン
マズルにはARP556 3.0で採用された消音系のMOCKサプレッサーが装着されている

 

G&Gアーマメント FAR556 電動ガン
ハンドガード右側と下側にM-LOKスリットが設けられている。ただし右側にアクセサリーを装着すると折り畳みできなくなる

 

G&Gアーマメント FAR556 電動ガン
マガジンキャッチのみアンビタイプのCM16シリーズの強化樹脂製レシーバーが引き続き採用されている

 

G&Gアーマメント FAR556 電動ガン
チャージングハンドルはアンビタイプが標準装備されている

 

G&Gアーマメント FAR556 電動ガン
チャージングハンドルを引いてダミーボルトを後退させるとロータリー式のホップチャンバーが現れる

 

G&Gアーマメント FAR556 電動ガン
グリップはビーバーテイル付きのGOGピストルグリップV2が装着されている

 

G&Gアーマメント FAR556 電動ガン
3.0の最大の特徴であるフォールディングストック。ストックを折り畳んだ状態でもセレクターレバーやマガジンキャッチは操作でき発射することが可能

 

G&Gアーマメント FAR556 電動ガン
バットプレートを外すとバッテリーコンパートメントにアクセスできる。バッテリーはLi-Po11.1V (G-11-041・ G-11-079)が推奨されている

 

G&Gアーマメント FAR556 電動ガン
最終弾まで撃ち切れるスプリング給弾式のマガジン。装弾数は105発

 

 内部には他モデル同様、ETU&MOSFETが搭載されているので鋭いトリガーレスポンスが味わえる。M4/M16系電動ガンのマガジンが共有できるので汎用性も高められている。エアガンとしての実用性を追求したG&Gアーマメントらしいモデルだ。

 

G&Gアーマメント FAR556 電動ガン

 


 

G&Gアーマメント
FAR556 電動ガン

 

DATA

  • 全長:682mm(折り畳み時255mm)
  • 重量:2,190g
  • 装弾数:105発
  • 価格:¥52,580
  • お問い合わせ先:G&G JAPAN

 

※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

 

TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2025年3月号に掲載されたものです。

 

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