2024/11/04
STACCATOオフィシャルライセンスドモデル「EMG STACCATO P & C2 2011 ガスブローバックガンJP2nd Ver.シリーズ(STACCATO Licensed)」
全米の法執行機関で採用されているSTACCATOの2011を再現
現在のタクティカル系のガバメントをリードするメーカーと言えばSTACCATO(スタカート)だろう。その特徴は装弾数の多いハイキャパシティマガジンが使える2011モジュラーフレームを採用していること。スタカートに代表される2011モジュラーフレームの歴史は約30年前の1992年、サンディ・ストレイヤーとヴァージル・トリップの2人によって開発され、チップ・マコーミックによって市販化された「モジュラー・コンペティションシステム・フレームキット」が原点だ。
当時先行したパラオーディナンスやキャスピアンのハイキャパシティフレームがメタルソリッドタイプだったのに対して、2011モジュラーフレームは金属製のフレームとポリマー樹脂製のグリップが組み合わされたハイブリッド構造を取り入れていた。メタルソリッドタイプに比べて軽量で握りやすく、カスタマイズのしやすさ、装弾数の多さ(9mm×19で19発)から瞬く間に人気となった。その後、マコーミックから製造・販売がSTIに移り、やがてSTIからSV(ストレイヤー・ヴォイト)が分離、現在はSTIはスタカートに、SVはインフィニティファイアアームズに社名を変更して製造を続けている。
スタカートは社名変更と同時に軍・法執行機関向けのデューティーモデルに絞り、特にPモデルはUSマーシャルの特殊作戦グループ(USMS SOG)を筆頭に全米の法執行機関で続々採用されている。そんなスタカートのPモデルと3.9インチ仕様ののC2モデルを、EMGはスタカートとの正式契約によりガスブローバックガンでモデル化した。
特徴的なセレーションが目を引くスライドは強化樹脂製。各部のディテールはもちろん実銃同様の刻印が再現されている。集光アクリル付きハイプロファイルサイトに加えて、オプティクスレディモデルなのでRMRタイプのマイクロドットが搭載可能なRMRプレートを標準装備。
P、C2それぞれに3つの異なるグリップをラインアップ
スタカートGen2タイプ・ポリマーグリップモジュールはテクスチャー違いでVIP、PRO、MASTERの3種類用意され、ガス容量の多いハイキャパマガジンのおかげでブローバックスピードは速く安定した連射ができる。
ディテールから刻印まで徹底的にリアルに再現されたスタカート。サバゲからシューティング、ミリコスまで幅広く使える。
EMG
STACCATO P & C2 2011 ガスブローバックガンJP2nd Ver.シリーズ(STACCATO Licensed)
DATA
- 全長:204mm/190mm
- 重量:965/916g
- 装弾数:25発
- 価格:オープン
- お問い合わせ先:キンワ e-mail:sales@kinwa-co.jp
*サイズのデータは前がP、後がC2
※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。
TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2024年12月号に掲載されたものです。
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