エアガン

2024/10/07

マニアックな構成のスナブノーズリボルバー「スミス&ウェッソン M10ミリタリー&ポリス2インチ.38スペシャルスクエアバット ヘビーウエイトVer.3ガスガン」

 

スクエアバットのM10 2インチにガスガンが登場

 

タナカ スミス&ウェッソン M10ミリタリー&ポリス2インチ.38スペシャルスクエアバット ヘビーウエイトVer.3ガスガン

 

 スミス&ウェッソンのリボルバーにはグリップエンドが角ばったスクエアバットと、丸まったラウンドバットの2種類がある。スクエアバットは4インチ以上のバレル長、ラウンドバットは携帯性を重視して4インチ以下のバレル長の組み合わせが主流となっている。現在のスミス&ウェッソンはラウンドバットが主流となっており、Nフレーム8連発のM327やM500で知られるXフレームはラウンドバット仕様だ。手の小さい方にはラウンドバットのほうが握りやすいが、しっかり握りたいならスクエアバットに軍配が上がる。
 ここで紹介するタナカのM10ミリタリー&ポリス2インチは、短い2インチバレルにスクエアバットという組み合わせとなっている。

 

タナカ スミス&ウェッソン M10ミリタリー&ポリス2インチ.38スペシャルスクエアバット ヘビーウエイトVer.3ガスガン

 

 タナカからはすでにラウンドバットの2インチがリリースされており、握り比べてみるとその違いはわかる。どちらかといえば手が大きい筆者にはスクエアバットのほうが握りやすい。携行性もそれほど大差はなく、実銃は警官のオフデューティー用コンシールドキャリーリボルバーとして採用されたこともあるという。また、実銃の場合、M36チーフスペシャルに比べて装弾数が1発多く、スナブノーズリボルバーのライバルであるコルトディテクティブスペシャルと肩を並べることができた。

 

 

タナカ スミス&ウェッソン M10ミリタリー&ポリス2インチ.38スペシャルスクエアバット ヘビーウエイトVer.3ガスガン
携行性を重視した2インチバレル。バレルにあわせてエジェクターロッドはギリギリまで短くされている

 

タナカ スミス&ウェッソン M10ミリタリー&ポリス2インチ.38スペシャルスクエアバット ヘビーウエイトVer.3ガスガン
フレームに直接設けられたフィクスドリアサイトは必要にして充分な装備

 

タナカ スミス&ウェッソン M10ミリタリー&ポリス2インチ.38スペシャルスクエアバット ヘビーウエイトVer.3ガスガン
スミス&ウェッソンのモノグラムはサイドプレート側に施されている

 

タナカ スミス&ウェッソン M10ミリタリー&ポリス2インチ.38スペシャルスクエアバット ヘビーウエイトVer.3ガスガン
前面にグルーブが刻まれているクラシカルなナロータイプのトリガー

 

タナカ スミス&ウェッソン M10ミリタリー&ポリス2インチ.38スペシャルスクエアバット ヘビーウエイトVer.3ガスガン
スナブノーズリボルバーに相応しいナロータイプハンマー

 

タナカ スミス&ウェッソン M10ミリタリー&ポリス2インチ.38スペシャルスクエアバット ヘビーウエイトVer.3ガスガン
フレーム右側には実銃同様のスミス&ウェッソンのアドレスが刻まれている

 

タナカ スミス&ウェッソン M10ミリタリー&ポリス2インチ.38スペシャルスクエアバット ヘビーウエイトVer.3ガスガン
スクエアバットのフレームにはウエイト入りグリップが装着されている

 

タナカ スミス&ウェッソン M10ミリタリー&ポリス2インチ.38スペシャルスクエアバット ヘビーウエイトVer.3ガスガン
内部メカはVer.3仕様なので安定した実射性能が得られる

 

 クラシカルなスタイルに最新のVer.3メカが搭載され、リアルな刻印に加えて作動性・実射性能も申し分ない。スクエアバットタイプのグリップにはウエイトが内蔵され、コンパクトながら手応えのある重量感が得られる。スナブノーズリボルバーが好きな方ならグッとくるモデルに違いない。

 

タナカ スミス&ウェッソン M10ミリタリー&ポリス2インチ.38スペシャルスクエアバット ヘビーウエイトVer.3ガスガン

 


タナカ
スミス&ウェッソン M10ミリタリー&ポリス2インチ.38スペシャルスクエアバット ヘビーウエイトVer.3ガスガン

 

DATA

  • 全長:185mm
  • 全高:127mm
  • 全幅:36mm
  • 重量:560g
  • 装弾数:12発
  • 価格:¥33,880(2024年10月中頃発売予定)
  • お問い合わせ先:タナカ

 

※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

 

TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2024年11月号に掲載されたものです。

 

※当サイトで掲示している情報、文章、及び画像等の著作権は、当社及び権利を持つ情報提供者に帰属します。無断転載・複製などは著作権法違反(複製権、公衆送信権の侵害)に当たり、法令により罰せられることがございますので、ご遠慮いただきますようお願い申し上げます。

Twitter

RELATED NEWS 関連記事

×
×