マニアックな構造部分まで再現したこだわりの1挺！

 

　AKシリーズの電動ガンといえばCYMAかLCTエアソフトだろう。特にCYMAはリーズナブルで高コスパな製品が多く、豊富なラインアップとトレンドを巧みに取り入れたモデルが多いことから愛用者が多い。今回紹介するRPK74シリーズ（RPK74NとRPKS74）は同社の中でも上位機種に相当する。

 

 

 

　実銃のRPK74は5.45mm×39弾仕様のAK74をベースにしたいわゆる分隊支援火器で、ロングバレルやバイポッド、専用リアサイト、強化レシーバー、大型化されたハンドガードやストック、ロングマガジンが特徴だ。RPK74Nは固定ストックにサイドスコープマウントベースを、RPKS74は折り畳みストックを装備している。

 

 

 

 

 

 

 

 

　CYMAは両銃を電動ガンで再現するにあたり、フルメタルボディと木製フォアエンド＆ストックに加えて、AKシリーズの電動ガンでは初となるリアルな形状のボルトキャリアとリコイルスプリングガイドを再現。一般的なAKシリーズの電動ガンはメカボックス上部（レシーバーカバー内側）にバッテリーコンパートメントが設けられていることが多く、ボルトキャリア周辺はオミットされている。ストック内にバッテリーコンパートメントを設けたことから実現できたのだが、オミットしたまままにしないところにCYMAの意気込みを感じる。

 

 

 

 

 

 

　ボルトキャリアはBB弾の発射に合わせて前後動するようなギミックはなく、単に組み込まれているだけなのだが、知っている者のみが楽しめるのが粋だ。もちろんディテールもこだわって作られており、RPK74シリーズの電動ガンの決定版といっても過言ではない。今後、AK74やAKM、AK47といった固定ストックモデルにRPK74シリーズと同じ特徴が搭載されることが期待される。CYMAのAKシリーズからは目が離せそうにない。

 

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CYMA
RPK74N＆RPKS74 フルメタル電動ガンリアルウッド

 

DATA

• 全長：1,080mm／850mm～1,080mm（ストック展開時）
• 重量：4,500g
• 装弾数：850発
• 価格：￥56,100／￥60,500
• お問い合わせ先：UFC e-mail:wholesale@ufc-web.com

＊データは前がRPK74N、後がRPKS74

 

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この記事は月刊アームズマガジン2024年10月号に掲載されたものです。

 

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