エアガン

2024/01/08

マイク・ダルトンが愛用したカスタムガバがモデルガン化「B.W.C. マイク・ダルトンシリーズ クラークボーリングピンガン&ビアンキカップスペシャル」

 

あのマイク・ダルトンが愛用したカスタムガバを発火式モデルガンで再現

 

B.W.C. マイク・ダルトンシリーズ クラークボーリングピンガン&ビアンキカップスペシャル

 

 1970~1980年代の旧Gun誌やコンバットマガジン誌に掲載されたイチロー・ナガタさんやウエサカ・ヒカルさんの記事で度々フィーチャーされたチャンピオンシューター、マイク・ダルトンの愛銃を発火式モデルガンで再現したのが「マイク・ダルトンシリーズ」だ。

 

マイク・ダルトンシリーズ クラークボーリングピンガン

 

 まずクラークボーリングピンガンは「モデルガン・チャレンジャー」誌1983年11月号の表紙を飾ったモデルを再現。ピンガンのモデルガンといえばMGCが有名だが、B.W.C.はタニオ・コバGM-7をベースにすべてのパーツを新規製作。特徴的な刻印がリアルに再現されている。

 

B.W.C. マイク・ダルトンシリーズ クラークボーリングピンガン&ビアンキカップスペシャル
スライド左側にSWPL(サウスウエスト・ピストル・リーグ)の1977年度のチャンピオンになったことを示す刻印が施されているのが特徴。ピンガンの特徴であるバレルウエイトはSCからの削り出し。アドバンテージグリップシステム&スキップドチェッカーグリップも再現

 

 

マイク・ダルトンシリーズ ビアンキカップスペシャル

 

 一方、ビアンキカップスペシャルも同誌の創刊号(1983年6月号)に掲載されたものを再現。スライド上面のボーマーリブと6インチバレルを覆うようにエクステンデッドフレームに装着されたフロントウエイトが特徴。数あるカスタムガバの中でも圧倒的な存在感を誇る。

 

B.W.C. マイク・ダルトンシリーズ クラークボーリングピンガン&ビアンキカップスペシャル
エクステンデッドフレームとフロントウエイト、ボーマーリブが最大の特徴。スクエアトリガーガードにノンホールタイプのロングトリガーとロングマガジンキャッチ、スウェンソンのアンビセーフティ、ワイドグリップセーフティ、カットしたスパーハンマーなど実銃同様のパーツ構成

 

 どちらもB.W.C.オリジナルのWキャップカートリッジを使って発火させることができ、特にビアンキカップスペシャルはボーマーリブ付きのスライドが勢いよくブローバックする。見ているだけでアラフィフ&アラ還世代ならあの頃の記憶が蘇ってくるはずだ。

 

B.W.C. マイク・ダルトンシリーズ クラークボーリングピンガン&ビアンキカップスペシャル
ピンガンを発火させたところ。実銃同様バレルウエイトやアドバンテージグリップシステムのおかげでマズルジャンプは抑えられ、スライドのリカバリースピードは速い。ノーマルガンとは明らかに違うフィーリングだ

 

B.W.C. マイク・ダルトンシリーズ クラークボーリングピンガン&ビアンキカップスペシャル
ビアンキカップスペシャルを発火させたところ。ピンガンに比べて重量が増えたことで撃ち味がまったく異なる。特にボーマーリブ付きスライドが戻る時に激しく揺さぶられる。2kgオーバーの実銃を軽々と撃つマイク・ダルトンの凄さが実感できる

 


 

B.W.C.
マイク・ダルトンシリーズ クラークボーリングピンガン&ビアンキカップスペシャル

 

DATA

 

クラークボーリングピンガン

  • 全長:255mm
  • 全高:145mm
  • 全幅:40mm
  • 重量:910g
  • 装弾数:8発
  • 価格:¥217,800(限定30挺)

 

ビアンキカップスペシャル

  • 全長:255mm
  • 全高:150mm
  • 全幅:40mm
  • 重量:1,100g
  • 装弾数:8発
  • 価格・発売日:未定

 

  • お問い合わせ先:B.W.C. TEL03-5828-8848

 

※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

 

TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2024年2月号に掲載されたものです。

 

※当サイトで掲示している情報、文章、及び画像等の著作権は、当社及び権利を持つ情報提供者に帰属します。無断転載・複製などは著作権法違反(複製権、公衆送信権の侵害)に当たり、法令により罰せられることがございますので、ご遠慮いただきますようお願い申し上げます。

Twitter

RELATED NEWS 関連記事

×
×