エアガン

2023/10/27

MP5A4ならではの魅力が詰まった次世代電動ガン「東京マルイ 次世代電動ガンMP5A4」【後編】

 

MP5の魅力をより深く味わえる固定ストックモデル

 

東京マルイ 次世代電動ガンMP5A4

 

▶ 前編はこちら ◀

 

 次世代電動ガンとしての特徴はMP5A5から継承されている。リアルな撃ち応えが楽しめるシュート&リコイルエンジン搭載。マガジン内の残弾がゼロになったら作動が停止するオートストップ機能が搭載されており、新しいマガジンを入れてコッキングレバーを引いて解除する。コッキングハンドルのパーツ構成の見直しと強化パーツの採用により、ロックしたコッキングハンドルを手で叩いて戻す通称「HKスラップ」ができる。

 

東京マルイ 次世代電動ガンMP5A4
アッパーフレームとコッキングチューブのつなぎ目は精密なCNC加工により境目がほぼわからないほどの精巧な出来映え。パーツ構成の見直しや素材の変更により実銃同様にコッキングハンドルを叩いて戻す「HKスラップ」が可能になった

 

東京マルイ 次世代電動ガンMP5A4
コッキングハンドルを引くとダミーボルトが後退してホップアップ調整ダイヤルが現れる。ダミーボルトはBB弾の発射にあわせて前後動する

 

東京マルイ 次世代電動ガンMP5A4
オートストップ機能を解除するためにはコッキングハンドルを引かなくてはならない。次世代電動ガンMP5シリーズなら安心してHKスラップでオートストップが解除できる

 

 メカニズム面に目を移すと、FET(電子トリガー)の採用で、マイコンによってFET、ファイアコントロール、バッテリー、モーターを総合的に監視・制御する安全性の高い「M-SYSTEM」を搭載している。発射モードはセミ、フルに加えて3バーストが可能だ。プレス成型のリアルなマガジンの装弾数は72発となっている。

 

東京マルイ 次世代電動ガンMP5A4
発射モードはセーフ、セミ、フルに加えてM-SYSTEMの搭載により次世代電動ガンMP5シリーズでは3バーストを実現

 

東京マルイ 次世代電動ガンMP5A4
アンビタイプのセレクターレバーは左右貫通式となっておりクリック感のある操作フィーリングが得られる

 

東京マルイ 次世代電動ガンMP5A4
マズルは1990年当時の3ラグ仕様を忠実に再現。14mm逆ネジ仕様のサイレンサーやトレーサーなどを装着したい場合は同梱の3LUGアダプターを用いる

 

東京マルイ 次世代電動ガンMP5A4
ドラムタイプのリアサイトは実銃同様に同梱のリアサイトアジャストツールを使って上下を、プラスドライバー(別売)で左右の着弾調整が可能だ

 

東京マルイ 次世代電動ガンMP5A4
実物同様に継ぎ目を全周溶接したスチールプレス製マガジン。装弾数は72発。オプションで装弾数200発の連射マガジンが用意されている(※電動ガンスタンダードタイプなど他シリーズの同モデルとの互換性はありません)

 

 

固定ストックならではの良好な射撃感覚も再発見!

 

 実射してみると、小気味よいリコイルショックとともにBB弾がターゲットに吸い込まれていく。セミオートのキレはもちろん3バーストで撃った時のフィーリングは発射レート、作動の安定性ともに素晴らしく、M-SYSTEMの恩恵が味わえる。固定ストックになったことでリアセクションの剛性感や前後の重量バランスが向上し、MP5シリーズのポテンシャルを十二分に引き出せる。撃ち応えと命中精度の高さに思わず笑みがこぼれてしまう。

 

東京マルイ 次世代電動ガンMP5A4
固定ストック内にバッテリーを収納することから前後バランスが整い構えやすくなった。頬付けした際も違和感なく自然にリアサイトが目線上にくる

 

東京マルイ 次世代電動ガンMP5A4
バトルシティのシューティングレンジで実射したところ。3バーストで40m先にあるターゲットにヒットできる。フルオート、3バーストともに発射レートは速めに設定されている。撃つ度に肩に伝わるリコイルショックはとても心地いい

 

 A5、SD6、そしてA4が加わったことでますます充実していく東京マルイの次世代電動ガンMP5シリーズ。さらなるバリエーション展開が期待される。

 

東京マルイ 次世代電動ガンMP5A4

 


 

東京マルイ
次世代電動ガンMP5A4

 

DATA

  • 全長:680mm
  • 全高:264mm(マガジン含む)
  • 全幅:63mm
  • 重量:2,790g(空マガジン、バッテリー含む)
  • 装弾数:72発
  • 価格:¥71,280
  • お問い合わせ先:東京マルイ

 

TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
撮影協力:バトルシティ

 

この記事は月刊アームズマガジン2023年12月号に掲載されたものです。

 

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