2023/06/04
SAAペガサス2に7-1/2インチが登場「タナカ ペガサス2ガスガンシリーズ コルトSAA 2ndジェネレーション 7-1/2インチブラックガスガン」
現在のSAAラインアップ最長が7-1/2インチバレル
コルトを代表するハンドガンといえばガバメント、パイソン、そしてSAA(シングル・アクション・アーミー)だろう。特にSAAは1873年に誕生して以来、細かなマイナーチェンジは行なわれているものの、外観、内部構造ともに変えることなく製造が続けられている非常に息の長いハンドガンだ。
SAAは製造時期(製造番号)によってファーストジェネレーション(1873年から1940年)、セカンドジェネレーション(1957年から1975年もしくは1978年)、現行のサード(もしくはフォース)ジェネレーションに分類できる。これらの中でセカンドジェネレーションが戦後の西部劇人気を支えたモデルであり、もっとも均整の取れた、私たちがイメージするSAAといっても過言ではない。SAAには多くのバレルバリエーションが存在するが、現在のコルトのラインアップは4.75(4-3/4)インチ、5.5(5-1/2)インチ、7.5(7-1/2インチ)の3種類のみとなっている。
ガスリボルバーの常識を超えたSAAペガサス2に7-1/2インチモデルが加わる
実銃同様の貫通式ベースピンによるシリンダーの固定方法とともに可変ホップアップシステム、内部パーツの改良、ボディ剛性の向上が図られたことでガスリボルバーの常識を超える実射性能と耐久性を手に入れたタナカのSAAペガサス2シリーズ。4-3/4インチ、5-1/2インチに続いて7-1/2インチモデルも登場することとなった。見た目はバレルが長くなっただけだが、バレルが長くなったことに伴いアウターバレル内部にアルミ製サブバレルを内蔵。インナーバレル長は4-3/4インチ、5-1/2インチと同じにも関わらず安定した弾道が得られる。もちろんサイトレディアスも長くなっており精密射撃向きとなっている。
7-1/2インチが加わったことでレギュラーモデルが揃ったSAAペガサス2。ニッケルモデルやシェリフスモデルなど、SAAには魅力的なバリエーションがたくさんある。今後の展開が非常に楽しみだ。
タナカ
ペガサス2ガスガンシリーズ コルトSAA 2ndジェネレーション 7-1/2インチブラックガスガン
DATA
- 全長:365mm
- 全高:132mm
- 全幅:42mm
- 重量:835g
- 装弾数:15発+サブマガジン内10発
- 価格:¥38,280(2023年近日発売予定)
- お問い合わせ先:タナカ
TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2023年7月号に掲載されたものです。
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