法執行機関 VS ギャング!?「S.W.A.T シーズン1」取材レポート

 

SWAT装備集結!!

 

 2023年3月25日、オキサバのRioさん主催によるサバゲーイベント「S.W.A.T シーズン1」が開催された。ドレスコードはSWATを中心とした法執行機関及び、それに敵対するギャングなどの組織であり、参加者は創意工夫を凝らしたスタイリングで参加。雨の中ながらイベントは大いに盛り上がった。今回、フォトグラファーである ぐるぐる☆すっくんが取材した写真とともにイベントの様子をご紹介しよう。

 

  • 開催日:2023年3月25日(日)
  • 開催地:東京サバゲパーク
  • 主催:Rio オキサバ

 


#SWATDAY

 

 米国警察など法執行機関に設置されている特殊部隊、SWAT(Special Weapons And Tactics)は凶悪犯罪の対処を任務とした部隊だ。SWATを題材とした海外ドラマ『S.W.A.T.』は日本でも人気があり、その装備を参考にするサバゲーマーも少なくない。そんなSWAT装備をメインのドレスコードとしたイベントが「S.W.A.T シーズン1」である。迷彩服、架空エアガンの禁止など普段のサバゲーよりも警察側のドレスコードを厳しく設定して雰囲気を崩さないように設定し、本格的な装備の参加者が集結した。一方でその他LE装備、犯人装備のドレスコードは自由度が高く、想像以上を膨らませた第二、第三勢力も参戦。まるでドラマのような雰囲気でイベントは始まった。

 

黒を基調としたSWAT装備が集結。生憎の雨だが、それが装備の雰囲気を出し、まるで報道写真のような一幕を演出する

 

SWATだけでなく、USSS(United States Secret Service、アメリカ合衆国シークレットサービス)やDEA(Drug Enforcement Administration、アメリカ麻薬取締局)など幅広い法執行機関の装備が集結。どれも本格的な装備であり、見ていて参考になるものばかりだ

 

法執行機関だけでなく、ギャングや犯人、囚人装備も参戦。どの人も気合が入っており、あまり近寄りたくない雰囲気を醸し出している

 

#SNAP SHOT

 

 イベントはシナリオ性のあるサバゲーを中心に行なわれた。シナリオごとにSWAT陣営、敵勢力陣営に勝利条件が設けられ、参加者たちはその勝利条件を満たすために激戦を繰り広げられる。シナリオは化学テロ、プリズンパニックなどまるで海外ドラマのエピソードのようで、参加者たちの奮戦に白熱の展開を見せていく。
 

粛々と出動するLAPD SWAT。銃器はMP5やHK416にドットサイトをマウント。警察組織では近距離での精密な射撃が求められるため、威力よりも命中精度の高い銃器を選んでいる。構え方も洗練されており、雰囲気は満点だ

 

撃たれた場合、被弾アクションをして倒れ込む。チームにメディックがいる場合は手当てを受け、1回のみ復活することができる(ゲームにより制限あり)。仲間がすかさずカバーに入り、救援を待つ

 

なお、ルールではハンドガンを含めてリアルカウント。撃ち合いの中で弾切れする場面も少なくない。雨の中、ハンドガンで応戦する

 

一方のギャングも負けていない。3dayバックパックらしき装備を背負い、ドラムマガジンを装着したAKで応戦。いかにも無法者らしい装備だが、充分脅威な戦力だ

 

危険物を運搬するSWAT隊員。勝利条件を達成するため、周りの隊員に護衛されて進んでいく

 

犯人グループに拘束され、爆弾がつけられた人質。刻一刻と迫る起爆時間。SWATはタイムリミットまでに犯人グループを無力化、救出――そして爆弾を解除しなければならない

 

人質救助のため、LAPD SWATとUSマーシャル(保安官)が共闘。夢のようなタッグもこういったイベントならではだ。互いに死角を補い、敵アジトに踏み込む

 

ブリーチャーとともに果敢に攻める女性隊員。MP5の側面にレーザーデバイス、ウェポンライトを装着するのはS.W.A.T.装備でおなじみの銃器のセットアップだ。ドットサイトはマウントの上に載せることで狙いやすい高さに調整するとともに、マウントの隙間からアイアンサイトをバックアップとして使用できるようにしている。抜け目のないクリアリングで進んでいく

 

一斉に突入するSWAT隊員たち。抵抗する犯人グループと銃撃戦を繰り広げ、徐々に敵を削る

 

一網打尽され、確保されて拘束される犯人。装備の差はいかんともしがたい

 

 様々なSWATが活躍し、大いに盛り上がったイベント。一般人、犯人、囚人装備のユーザーも役に徹し、ドラマのように白熱した場面も生まれ、参加者が思い思いに楽しんだイベントとなった。今回はイベントにフォーカスしたレポートになるが、誌面では参加者の本格的な装備に視点を移し、解説する予定だ。気になる方は月刊アームズマガジン2023年6月号をチェックしていただきたい。シーズン2も企画中ということなので、興味がある方はぜひ次回参加して見てはいかがだろうか?

 

PHOTO:ぐるぐる☆すっくん
TEXT:珈琲
Special Thanks:Rio オキサバ

 

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