2019/02/02
変化するサバゲの世界を総括!! モエガミの「サバゲ創造のススメ」
2018年はさまざまな個人主催のイベントも多く開催され、サバゲの楽しみ方もさらに多様性をみせるようになってきた。全国で見ても関東だけに留まらず、北海道、東北、東海、関西、九州とそれぞれのエリアでサバゲを盛り上げていこうという動きが活発化した。今回は2018年を振り返ってみようと思う。
2018年は、私自身もさまざまなイベントをサバゲに興味がある人の状況に合わせて立ててきたが、どのイベントも多くの参加者で賑わいを見せた。また、イベントを通して、普段なかなか繋がることのなかった人たちの新しい繋がりが多く生まれ、趣味を同じくする友人が増えたという声が多かったのは注目すべきところだろう。
色々な装備が一同に会した「なりきりサバゲ」
現行装備も色物も一緒に遊んだ「麦サバ」
東海の「異装祭」では近接戦闘も盛ん
関西の一大イベント「チェンサバ」
北海道では「ジョイサバ」が爆誕した
今後、起きること
2019年に入り、変わらず多くのイベントがトイガン・サバイバルゲーム業界に限らず開催されていくと予想する。世の中のイベントに対するニーズはさらに高まり、多様な楽しみ方を自由に選べるようになる。イベントの主催者にとってはより選ばれることにもなっていくわけではあるが、イベントに対するニーズが何であるのかをしっかりと考え、押さえていけば、参加者はより多く集まり、笑顔が生まれる場を創ることができる。
また、イベントの多様性に伴い、今まで購入に至らなかった物の購買も加速していくと予想される。サバゲでいえばそれは、衣装や装備であったり、発火式モデルガンであったり、近接武器やイベント関連グッズなどである。
異色のベイだけのサバゲ「ベイサバ」も誕生
世界初の光剣を使ったサバゲ「SPARKサバ」
発火式モデルガンだけの「エアサバ」も人気
まとめ
2018年の振り返りと2019年の今後について今回は触れたが、答えがない大海原を航海していくイメージが、トイガン・サバイバルゲーム業界にはある。気を付けなければならないことはたくさんあるが、ワクワクとドキドキが詰まった趣味の世界だからこそ、多くの方には楽しみつつどんどん挑戦をしていってほしいと思う。楽しい場をどのように創るのか、最高のエンターテイメントとは何なのかを常に考えていけば創造の世界はとどまることを知らないのだと私は思う。
ジャンルを超えて、一緒に楽しむ仲間がこれからも増えていく!!
TEXT:モエガミ
この記事は2019年3月号 P.148より抜粋・再編集したものです。