2022/07/14
ロマン&リアルに魅せるハートフォードのモデルガン3選【2022年上半期】
モデルガンだけが持つ魅力
魅力的なモデルが多くあるエアガンだが、リアルな再現度でいえばモデルガンに軍配が上がる。2022年上半期もそんな魅力を詰め込んだモデルガンがハートフォードからいくつかラインアップしている。今回はそのうち3つもモデルガンをご紹介しよう。
ハートフォード
コルトサードモデルドラグーン
東京店限定エイジドカスタムモデルガン
DATA
- 全長:355mm
- 全高:140mm
- 全幅:47mm
- 重量:1,040g
- 装弾数:6発
- 価格:¥44,220(ハートフォード東京店限定品)
- お問い合わせ先:ハートフォード東京店 TEL03-6721-7986
あのドラグーンが東京店限定カスタムでリバイバル
コスモドラグーンのモデルとなったコルトドラグーンは、約1,100挺だけ製造され主にテキサスレンジャーへ支給されたコルトウォーカーの致命的な欠陥を改良した大口径リボルバーだ。1848年から南北戦争が始まる1861年まで2万挺以上が製造され、広く軍用のみならず民間でも人気が高かった。製造開始からのマイナーチェンジにより、1st.から3rd.までのモデルに分類される。コスモドラグーンのモデルガンを大ヒットさせたハートフォードには、オリジナルのコルトドラグーンの再販希望の声も多く寄せられていた。今回、東京店限定カスタムとして経年劣化を現したエイジドフィニッシュで3rd.モデルが再生産された。
ハートフォード
リバレーター2022
モデルガン
DATA
- 全長:141mm
- 全高:125mm
- 全幅:29mm
- 重量:490g
- 価格:¥17,600
伝説の究極ガン、無塗装、ナチュラル仕様で再登場
第二次世界大戦中、レジスタンス用にアメリカ軍によって100万挺が製造され、ばら撒かれたとされる.45口径の激安単発急造ピストルがリバレーター。ハートフォードは2012年、ビンテージ・レプリカ・モデルガンシリーズの第3弾として発火式モデルガン化し、大好評を博した。今回、ハートフォードは再生産に当たって、無塗装、ナチュラル仕様でリリースすることにした。元の素材はHW樹脂なので、磨き上げることによって金属の質感が出せ、好みでガンブルー仕上げにすることもできる。もちろんキャップ火薬1発で豪快なファイアリングを楽しむことも可能だ。
ハートフォード
デリンジャーナンバー3
オールシルバーモデルガン
DATA
- 全長:116mm
- 重量:64g(カートリッジ含む)
- 装弾数:1発
- 価格:¥23,650
(ハートフォード東京店限定品)
小粋なオールシルバー&パールグリップモデル
コルト初のメタリックカートリッジの銃、コルト初のシングルショットピストルとしても記憶されるコルトデリンジャー。ナンバー3は1875年に登場し1912年頃まで人気を博したロングセラーでもある。ハートフォードでは2016年にヘビーウエイト樹脂のジュピターフィニッシュによるシルバーモデルを発売しているが、ニッケルでやや黄色みを帯びたシルバーだった。このモデルはABS樹脂にクロームメッキしたものなので、やや青みを帯びたシルバーで硬度が高く耐摩耗性にも優れる。ハートフォード東京店限定として発売。
TEXT:毛野ブースカ
この記事は月刊アームズマガジン2022年7月号 P.42をもとに再編集したものです。