2019/01/06
イコラパークスという荒野で行動しよう!【2019年2月号掲載】
最近巷で流行中のスマホアプリをモチーフとしたゲームが、和歌山県にある「イコラパークス」で企画中との情報を聞きつけ現地に急行! そこでは、ライラクススタッフによるテストゲームが行なわれていたのである!
風光明媚なサバゲフィールド
紀伊半島の南に位置する和歌山県白浜町。風光明媚な観光地としても名高い同地に、今年3 月にオープンしたイコラパークス。広大な敷地の中にはサバイバルゲームフィールドだけでなく本格的なシューティングレンジやBBQ エリアも備わっている。セーフティエリアなどもきれいにまとまっている。それもそのはず、手がけるのはアパレル業界大手の「PAL」である。「3COINS」というショップ名に聞き覚えのある読者諸兄もいるだろう。そこが手がけるサバゲフィールドなのだ。
フィールド入り口に配されたフィールドマップも雰囲気満点だ。それぞれのエリアの特徴を的確に捉えている
トイレやシャワールームも完備している。どちらも清潔に保たれていて、女性ゲーマーでも快適にゲームすることができるだろう
フィールド最深部のベースエリアにそびえる要塞。その名にふさわしい作り込みは迫力満点! 普通のサバゲでも大いに盛り上がるに違いない
要塞内には作戦司令室もある。こういったディテールが雰囲気を構築していくのである
フィールド内には様々なストラクチャーが置かれている。ミサイルや重機関銃らしきものや装甲車、果ては要塞等々。これらは何か明確なモチーフがあるわけではない。しかしその造形はまさに、イマジネーションの世界から飛び出してきたかのような自由度があり、イメージを固定しないその雰囲気は逆に、様々なシチュエーションにマッチしそうなフィールドである。
フィールド入り口にはご覧のとおりいかつい装甲車が! ちなみに、こういったストラクチャーは手作りだそうだ
写真奥がビレッジエリア、手前に見えるのがマルシェエリアだ。それぞれが特徴的で、エリアごとでも充分に楽しめる広さを持つ
山肌に築かれた観戦エリア。ゲームのスタートストップだけでなく、ヒットされたゲーマーが進行中のゲームの様子を楽しむコトもできる
いざ、荒野で行動せよ!
そんなイコラパークスが仕掛けるこのゲーム。人気のスマホアプリをモチーフとしており、プレイヤーはまず手ぶらの状態でスタートする。スタート後はフィールド内に点在する武器の類(基本的にはエアコッキングガンだが、中にはスナイパーライフルやピコハンも)を探し出してライバル達を攻撃するバトルロイヤル戦だ。武器を得るまでの戦略や身体能力、駆け引きや緊張感など、まさに例のスマホアプリの世界観を再現している。しかし、そこは生身の人間なので体力的な限界や身体能力の差などは存在する。その差をルールでどう均一化していくか? それを今回のテストゲームではトライアンドエラーを行なっていたのだ。
今回使用するのはエアコッキングガン。運用も容易で壊れにくく、また万一破損してしまっても経済的損失の少ない優れたチョイスである
また今回は、試験的にライラクスが展開するサイクロングレネードも投入された。実際のゲームでもグレネードは登場するのだ
スタート前は1カ所に集まり、武器の置き場所が分からないようにフィールドに背を向けた状態でスタンバイ
スタートと同時にダッシュ! 位置取りというより、一刻も早くライバル達より先んじて武器を手にするために必死である
運良くショットガンを手にすることも! 今回の武器バリエーションの中では最強ともいえる1挺
足元に転がったサイクロンが炸裂!たまらず馬(のお面を被ったプレーヤー)はのけぞる!こういった場面ではサイクロンは有効である
超近接戦闘用武器であるピコハンも大活躍! 最終的にピコハンで雌雄が決することも!
ゲーム終了後は、スタッフ一同が集まり先ほど行なわれたゲームの改善点を話しあう。こうしてゲームがブラッシュアップされていくのだ
お昼の楽しみ、BBQ!
イコラパークスのロケーションを活かしたBBQ、これはまさに最高であった。この日は天気も良く、絶好のサバゲ&BBQ 日和だ
ノムさんも新鮮な海の幸に舌鼓! BBQだけでなく宿泊施設などもあるので、他のレジャーとの組み合わせも容易なのだ!
サバゲ部長(現在の肩書きは専務)のノムさんを筆頭に、プライベートでもサバゲに参戦する猛者が揃ったライラクスチームは、白熱したゲームを行ないつつも内容に対して真摯に向き合い、ルールの改善点をあぶり出してまたテストを重ねる。こうして熟成されたこのゲーム、近いうちにイコラパークス定例会のメニューに登場するのかもしれない。
Photo&Text:モロ☆
協力:
ライラクス
イコラパークス
この記事は2019年2月号 P.164~165より抜粋・再編集したものです。