エアガン

2022/04/13

究極のコダワリを貫いたハイエンドモデルガン「B.W.C. スミス&ウェッソン SW1911SC」

 

人気のSW1911SCがバージョンアップして登場

 

B.W.C. スミス&ウェッソン SW1911SC モデルガン

 

 スミス&ウェッソンが作るガバメントクローンであるSW1911は、ライバルであるコルトのガバメントを超える品質で人気が高い。スミス&ウェッソンのテイストが入ったSW1911は、どの1911クローンよりも個性が光るスタイルで製品化が難しいモデルであろう。それはトイガンも同様であるのだが、B.W.Cは精力的にSW1911を製品化している稀有なメーカーだ。その再現度は称賛されるレベルのもので、購入者を必ず満足させてくれる。

 

B.W.C. スミス&ウェッソン SW1911SC モデルガン
▲今モデルのカラーバリエーションのひとつ、「Duo-Tone」仕様のスライドシルバーモデル

 

ハイエンドモデルガンの真骨頂を実感!

 

 ブリーチ一体型のスライドと可動域が従来のガバメントモデルより大きいエキストラクターの効果でブローバックは快調だ。エジェクションポート部も広く開口されているのでカートが綺麗に飛んでいく。そしてフレーム側にはこのモデルの最大の特徴であるボブテイルが再現されている。フレームの後端部が見事なラインでラウンド加工されており、グリップするたびに手に吸い付くような感覚が体験できる。

 

B.W.C. スミス&ウェッソン SW1911SC モデルガン
カスタムガバメントらしくフルレングスリコイルスプリングガイドが標準装備されている

 

B.W.C. スミス&ウェッソン SW1911SC モデルガン
スライド側面のモデル名は実銃同様のレーザー刻印によるものだろう。シルバー塗装でスカンジウムの雰囲気を再現している

 

B.W.C. スミス&ウェッソン SW1911SC モデルガン
エキストラクターは外装式だ。内蔵型と比べて大型で可動域が広いので他のどのモデルよりもカートを確実に排莢してくれる

 

B.W.C. スミス&ウェッソン SW1911SC モデルガン
スライド後部の反射止めのセレーションが刻まれ、リアサイトには蓄光材の入ったサイトドットなど細部までリアルな作り込みがされている

 

B.W.C. スミス&ウェッソン SW1911SC モデルガン
フラットな半円が重なっているセレーションは魚のウロコを意味する「フィッシュスケール」と呼ばれている

 

B.W.C. スミス&ウェッソン SW1911SC モデルガン
「ボブテイル」と呼ばれるラウンドバットグリップは握った時にグリップが小さく感じられるので手の小さいユーザーでも使いやすい

 

 カラーバリエーションも同時発売で、通常のブラックモデルと「Duo-Tone」仕様のスライドシルバーモデルがセレクトできる。あらゆる箇所にコダワリを貫き通したモデルガンの真骨頂が垣間見える。高価なため発火させて遊ぶには心理的ハードルが高いかもしれないが、快調なアクションを隅々まで味わいたい最高の1挺だ。

 

B.W.C. スミス&ウェッソン SW1911SC モデルガン
▲スタンダードなオールブラックモデル

 


 

B.W.C.
スミス&ウェッソン SW1911SC モデルガン

 

DATA

  • 全長:200mm
  • 全高:140mm
  • 全幅:35mm
  • 重量:650g
  • 装弾数:8発
  • 価格:オールブラックモデル¥162,800、スライドシルバーモデル¥173,800
  • お問い合わせ先:B.W.C. TEL03-5828-8848

*グリップは製品版では色・デザインが変更されます

 

TEXT:IRON SIGHT/アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2022年5月号 P.117をもとに再編集したものです。

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