エアガン

2018/12/08

ハートフォード コルトSAA45オールシルバー2019【2019年1月号掲載】

 

ハートフォード コルトSAA45オールシルバー2019

 

ファンの声に応えて、ついに3年ぶりの再販決定

 

永遠の憧れ、ウエスタンの世界

 

 日本にはアメリカの西部開拓時代のようなものがなかったにも関わらず、なぜかその時代に郷愁にも近い憧れを感じる人々がいる。アメリカのファンと同様に、西部劇=ウエスタンムービーを愛し、当時のファッションのコスプレを楽しみ、乗馬をたしなみ、投げ縄を操り、鞭を使いこなし、早撃ちにチャレンジする。子牛の丸焼きを喰らい、バーボンの牛乳割りを飲む。好きな人たちにはたまらないものがあるらしい。日本でも、メジャーとは言えなくても、ウエスタンはずっと根強い人気がある。そんなウエスタン好きの正式装備品の筆頭はコルトSAAだろう。

 

ハートフォード コルトSAA45オールシルバー2019

ハンマースパーにはタイプ3の上品なチェッカリング(ナーリング)が刻まれている

 

ハートフォード コルトSAA45オールシルバー2019

銃口部にはライフリングも再現。エジェクターロッドヘッドはオーバルタイプ

 

ハートフォード コルトSAA45オールシルバー2019

フレームにはサードタイプの、ランパントコルト付きパテントデートが刻まれている

 

いつまでも輝きを保つクロームめっき仕上げ

 

 そんなウエスタンファンに今人気なのがシルバーのSAAだという。2017年に公開された映画「マグニフィセント・セブン」で、シルバーのSAAが活躍していたのが影響しているのではないかと、ハートフォードのコネティ加藤さんは分析する。ウエスタンファンからのハートフォードへ問い合わせでも、もっとも多いのがシルバーのSAAだそうだ。そこでハートフォードでは、およそ3年ぶりにオールシルバーSAAの再販を決定した。メッキはよく使われるニッケルメッキではなく、耐久性があり、いつまでも輝き続ける高価なクロームメッキだ。もちろんパーティングラインを消し、研磨処理した上でめっきしているので、オモチャ感やプラスチック感はなく、見た目はまるで金属のよう。これはハートフォードが力を入れているというキットでも同じ。価格がリーズナブルで、組み立てれば完成品と変わらないクォリティだ。

 

ハートフォード コルトSAA45オールシルバー2019

カートリッジは7mmキャップを使用する内部発火式

 

ハートフォード コルトSAA45オールシルバー2019

 

DATA

  • 全 長:260mm
  • 全 高:135mm
  • 全 幅:42mm
  • 重 量:715g
  • 装弾数:6発
  • 価 格(完成品):シビリアン¥30,780 /アーティラリー¥32,184 /キャバルリー¥35,748
  • 価 格(組立キット):シビリアン¥23,544 /アーティラリー¥24,840 /キャバルリー¥28,512
  • 2019年新春発売予定
  • お問い合わせ先:ハートフォード

 


この記事は2019年1月号 P.64より抜粋・再編集したものです。

 

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