エアガン

2021/11/16

独創的なシンメトリー・ブルパップ!「ARES KEL-TEC RDB」

 

独創的なメカを持つブルパップライフルを電動ガンでリアルに再現

 

ARES
KEL-TEC RDB電動ガン

 

 

 

DATA

  • 全長:650mm 
  • 重量:3,040g
  • 装弾数:ミドル130発/ショート100発
  • 価格:オープン
  • お問い合わせ先:キンワ(e-mail:sales@kinwa-co.jp)

 

 ブルパップショットガンKSGや、FN P-90のマガジンが使えるオートマチックピストルP50で有名なKEL-TECの代表するブルパップタイプのセミオートマチックライフルが「RDB」だ。RDBとは「Rifle Downward-ejecting Bullpup」の略称で、エンプティケースのエジェクト方向を真下にして、さらにマガジンキャッチやセレクターレバーをアンビタイプにすることで、ブルパップライフルのデメリットであるショルダースイッチやマガジンチェンジのしにくさを解消しているのが特徴だ。
 ARESはこのモデルをKEL-TECとライセンス契約を結んでいるEMGとのコラボレーションにより電動ガンで業界初のモデル化に成功。KSGに似たフォルムを持つ左右対称のボディは、実銃同様ハイクオリティ・ナイロンファイバー製。アッパーレールが装着された長さ17インチのアウターバレルは金属製。マガジンはスタンダード電動ガンM4系が共用できる。内部にはARES独自のEFCS(電子制御システム)が内蔵され、キレのある作動を実現している。色は写真のブラックとオリーブドラブ、デザートカラーが用意されている。

 

ピカティニースペックのアンダーレールと左右に滑り止めが施されたナイロンファイバー製のハンドガード

 

ガスチューブ前方に設けられている左右入れ替え可能な折り畳み式のオペレーティングハンドル

 

同社のショットガンKSGと同様、バレル上面に各種光学機器がマウント可能なアッパーレールが設けられている

 

左右対称のワッフルパターンのグリップと作動角が少ないために素早く切り替えできるアンビセレクターレバー。ポジションはS=セーフ、F=セミ、A=フルとなっている

 

左右対称のナイロンファイバー製レシーバー。バットプレートにはKELTECの文字がモールドされている

 

他のブルパップライフルと大きく異なるのがエジェクションポートがレシーバー下部にあることだ。実銃はこのスリットからエンプティケースがエジェクトされる

 

RDBのここがブルパップポイント!

  • KEL-TECとの正式ライセンスモデル
  • アンビセーフティ&アンビマガジンキャッチ
  • シンメトリーなボディデザイン

 

TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2021年11月号 P.44より加筆・再編集したものです。

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