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2021/10/29

タナカワークスの新ファクトリーに潜入レポート!!【取材レポート】

 

ここから新たなタナカの歴史が創られる、タナカ新ファクトリースタート!

 

タナカ新ファクトリー

 

9月に移転したばかりの真新しい生産拠点へ

 

 エアガンからモデルガンまで続々と新製品をリリースしているタナカが2021年9月、新ファクトリーに移転した。開放感のある広々とした3階建てのファクトリー内には、1階は組み立てラインや開発部門、修理部門、2階と3階はパーツや金型の保管スペース、完成品の倉庫スペース、最長30mの試射レンジが設けられている。取材当日も、組み立てラインでは熟練スタッフの手によって続々と製品が作られていた。

 

タナカ新ファクトリー
入口近くの応接室にはライフルからハンドガンまで歴代のタナカの製品がズラリと並んでいる。中にはマニア垂涎の貴重な製品も

 

タナカ新ファクトリー
1階部分には作業しやすいように特注で製造された作業台を中心とした組み立てラインが設けられている。ここでタナカの製品が生み出される

 

タナカ新ファクトリー
熟練スタッフの手によってグロック18Cモデルガンのフレームにインナーシャーシが組み込まれていく

 

タナカ新ファクトリー
こちらは新製品のグロック18Cモデルガンのスライド内側にブリーチを組んでいるところ。1つ1つ丁寧に組み立てられていく

 

タナカ新ファクトリー
M700シリーズのトリガーユニットを組み立てているところ。細かなパーツが多く、トリガープルを左右する箇所だけに慎重な作業が求められる

 

タナカ新ファクトリー
1階には開発部門があり、次期新製品の打ち合わせに遭遇。スタッフが手にしているのはP220だろうか…

 

タナカ新ファクトリー
2階は倉庫スペースになっており、パーツが入った箱がビッシリと置かれている。機種やバリエーションによってパーツは異なるので、その数は膨大だ

 

タナカ新ファクトリー
さらに2階には最長30mの完全無風の試射レンジが設けられている。高い命中精度を誇るM700 AIRシリーズなどはここでテストされる

 

新ファクトリーから生み出される新製品に期待

 

 整然とした作業ラインでひとつひとつ丁寧に製作を行う熟練スタッフたち。その姿にタナカのモノづくりへの情熱を感じ取れた取材だった。現在開発が進行中のタナカ×アームズマガジンのコラボモデル“ストラウプPPCカスタム”モデルガンもこの工房から生み出されると思うとワクワクが止まらない。タナカの新ファクトリー、これからも私たちが胸を躍らせるエアガンやモデルガンを世に送り出してくれるだろう。

 

タナカ新ファクトリー
アームズマガジンとタナカとのコラボによって開発が進んでいる4インチPPCリボルバー“ストラウプPPCカスタム”モデルガンの試作サンプル。完成が待ち遠しい

 

TEXT&PHOTO:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2021年12月号 P.28より抜粋・再編集したものです。

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