ミリタリー

2021/05/23

空自YS-11FC最後の晴れ姿【かざりのフォト日記】

 

航空自衛隊入間基地
「YS-11FC」のセレモニーに行ってきました。

 

 こんにちは! みなさん桜はご覧になりましたか? 私はジョギング中に近所の公園で走りがてら見ました(笑)。元自衛官のタレント、かざりです! やあっ! 今回は、航空自衛隊入間基地で行なわれた、飛行点検隊の「YS-11FC」から「U-680A」への任務引継式に参加させていただきました。昨年、特別広報大使を拝命し、何度も取材させていただいたYS-11FC。最後の晴れ姿をレポートします!

 

空自YS-11FC最後の晴れ姿【かざりのフォト日記】

 

「YS-11FC」とは?

 

 戦後初の国産旅客機「YS-11」を飛行点検機として使用。FCは“ フライトチェッカー”を意味しています。航空機の航行を援助するための施設である「航空保安無線施設」の機能状態を点検するため約50年飛び続け、2021年3月17日にラストフライトを迎えました。

 

空自YS-11FC最後の晴れ姿【かざりのフォト日記】
訓示の様子。飛行点検隊司令から「昭和、平成、令和と約50年に渡り活躍した」と、YSへのねぎらいの言葉が。式典中は格納庫の中に光が差し込み、YSがとても輝いて見えました

 

空自YS-11FC最後の晴れ姿【かざりのフォト日記】
記念撮影の様子。紅白の機体と、隊員さんたちの制服姿のコントラストがかっこいい。機体は美しく整備されていて、ピカピカです。なんとなく、YSが誇らしげに見えるのは私だけでしょうか

 

空自YS-11FC最後の晴れ姿【かざりのフォト日記】
機体を下から見上げると、そのスケールがわかります。YS-11FC、約50年間お疲れ様でした!

 

空自YS-11FC最後の晴れ姿【かざりのフォト日記】
セレモニー後、格納庫の外を見ると、YSの任務を引き継いだU-680AとU-125が。いずれも飛行点検機なので紅白の機体です。いつかこの機体も改めて取材したいです

 

 セレモニーやラストフライトの様子は、私のYouTubeチャンネル「かざりぷろじぇくと」でも配信しています! 月刊アームズマガジン2021年6月号と併せてお楽しみください。それでは次の「かざりのフォト日記」でお会い致しましょう!!

 

 

空自YS-11FC最後の晴れ姿【かざりのフォト日記】
かざり
2月25日生まれ。三重県出身。日本大学芸術学部卒業後、陸上自衛隊で勤務。任期満了で退職後、タレント、女優として活動。陸上自衛隊東部方面隊オピニオンリーダー。自衛隊の広報活動のほか、映画、CM、モデルなど国内外を問わず活動中。
趣味:絵を描くこと、コスプレ
特技:デザイン、モールス信号
公式Twitter:@kazariri
公式Instagram:@kazariri

 

TEXT:かざり/アームズマガジンウェブ編集部
PHOTO:加藤和輝
取材協力:航空自衛隊入間基地

 

この記事は月刊アームズマガジン2021年6月号 P.144~145より抜粋・再編集したものです。

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